先日台湾に行った際、ついでに夜の九份を観光してきました。
写真撮影を趣味とする身としては以前から一度は行ってみたいと思っていた場所。ようやく行くことができました。
※写真は全てα7C+FE 20-70/F4Gにて撮影。
九份といえばこの写真ではないでしょうか。入って割とすぐのところにある茶屋「阿妹茶楼」。
本当はもう少し上から見下ろすアングルで撮りたかったのですが、それを撮るには別の飲食店に入らないといけない(その飲食店前の階段あたりから撮るのが良さそうだけど、階段下にロープが張られていて入店しないと行けない)ためスルーしました。でもこの写真を撮った場所も九份を代表する撮影スポットのようで、本当に人でごった返していました。
せっかくだからその阿妹茶楼でお茶。烏龍茶と甘味のセットをいただきました。
着席すると店員さんが日本語で入れ方を説明してくれます。最初に茶葉を急須に入れ、熱湯を注いだら30秒ほど待って最初のお湯は全部捨てる。その後新たなお湯を注いで20秒ほど待ったら湯飲みに注いで良し。でも一杯目はいきなり飲まずに香りを楽しむ用の器に移してまずは香りを堪能。その後飲む…という感じだったような。
今まで烏龍茶といえば喉が渇いたときにグイグイ飲むか、味の濃い料理を食べるときに口の中をスッキリさせる目的で飲むか…という感じだったからこういう飲み方は初めて。日本でペットボトルで買える烏龍茶より味が薄くて上品な感じ。お茶請けもいろいろあっておいしい。
でもこれはお茶そのものを味わうというよりは体験を楽しむもの、という感覚があります。もう一度台湾に来る機会があれば、改めてじっくり台湾茶を味わってみたいところ。
九份といえば提灯。山の中に造られた高低差のある街並みの主たる通り沿いにずっと赤い提灯が点っています。これが本当に風情がある。日本だと飲み屋街にしか見えないのに、ここまで雰囲気が変わるものなのか。
しかし通り沿いの建物はほぼ全てが何かの店舗。客引きしている店も多くて商売っ気が強い。もうちょっと落ち着いた神秘的な場所を期待していたけどこればっかりはしょうがないか。
もちろんこういう正規ライセンスに則ってないキャラクター商品もたくさん売られています。
ちなみに九份は『千と千尋の神隠し』の世界観のモデルになった場所と言われていますが、実際にはスタジオジブリ自身がそれを否定しています(本当は日本の道後温泉がモデルらしい)。それでも全力で乗っかってくるのがこういう場所の商売っ気なわけですが、だとしてもムーミンとかクレしんは関係ないやろ(笑
九份は当初は九世帯しか在住していない寒村だったそうです。山奥だから市街地からも遠く、誰かが買い出しに行くときには必ず全世帯分(九人分)買って帰ったことが「九份」の由来だそう。
その後この場所で金鉱が見つかったり、映画(千と千尋とは別)の舞台になったりしたことを経て徐々に人が訪れる場所になり、『千と千尋』の影響で人気に火が付いたとか。
ちなみに九份は雨が降りやすい場所としても知られ、台北市街が晴れていても九份では雨が降っていることも珍しくない模様。
私が行ったときも台北はよく晴れていたのに九份に着いた時点では小雨。その後雨が上がって霧になりました。そのときに見下ろした山の下方の景色が本当に幻想的でした。ある意味、九份としてはこれがベストコンディションだったのかもしれません。
今回の九份観光では私はH.I.S.の現地ツアーを利用しました。普段は旅行は自分で何とかする派なのですが、九份は現地へはバスかタクシーでしか行けないようで帰りのバスが満員で乗れないとか行き先を間違えたとかいった事故を避けるためツアーを利用。台北駅に集合してツアーバスで現地に直付け、かつ日本語が堪能な現地添乗員もついてバスの中では見どころやおすすめの事前解説もあり(現地での引率はなく自由行動)。まああまりにも特定のお店を勧めるから何かリベートでももらっているのでしょうが、それでも下調べなしに行っても楽しめるのは助かりました。乗り換えなし、快適なシートに確実に座れてガイドまでつくなら安い買い物だったと思います。
平日の夜に行ったからか現地人は少なく、観光客の半分は日本人だったんじゃないでしょうか。個人的には何度も行きたいとは思いませんが、それでも一回は行きたかったから行って思う存分写真を撮ることができて満足です。












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