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東京オートサロン2026

東京オートサロン2026

[ Sony α7 V | Sony FE 70-200mm F2.8 GM OSS II ]

昨日、幕張メッセへ東京オートサロンを見に行ってきました。

TOKYO AUTO SALON 2026

主目的は屋外イベント会場で実施された第2期ホンダF1のデモラン。ウィリアムズFW11・ホンダの実走とマクラーレンMP4/6・ホンダのエンジン火入れという二種類のデモが行われました。私はどちらのマシンも展示車両としては何度も見たことがあるけど動作状態を見るのは初めて。これは幕張まで見に行くしかありません。

開催時刻の20分くらい前に現着したところ会場にはもうすごい人だかり。私はそれなりに身長があるから後方からでも何とか見えましたが、ほとんど何も見えず音だけ聞こえた人も多かったのではないでしょうか。

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[ Sony α7 V | Sony FE 20-70mm F4 G ]

デモランに使われた1986年のウィリアムズFW11。ホンダ製1.5L V6ターボエンジンを搭載して同年のコンストラクターズチャンピオンを獲得したマシンです(翌年は改良版のFW11Bでドライバーズ・コンストラクターズの両チャンピオンを獲得)。

ノーズ先端の「レッドファイブ」のイメージが強いこの時代のウィリアムズ。この車両はホンダが所有するものですがウィリアムズ・レーシングによってメンテナンスが行われ、昨年のグッドウッド・フェスティバルではナイジェル・マンセル自身がデモランを行ったものです。

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[ Sony α7 V | Sony FE 70-200mm F2.8 GM OSS II ]

そして言わずと知れた1991年のマクラーレンMP4/6。ホンダの3.5L V12自然吸気エンジン「RA121E」を搭載して同年のドライバーズ・コンストラクターズチャンピオンを獲得したマシン。
今回持ち込まれたのは2号車、つまりセナではなくゲルハルト・ベルガーの車両ですね。同年の日本グランプリを制したマシンでもあります。

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[ Sony α7 V | Sony FE 70-200mm F2.8 GM OSS II ]

まずはFW11のデモランから行われました。ステアリングを握るのは佐藤琢磨。メイン会場である駐車場を回った後にメッセ裏手のストレートを走る、を3セットやる予定だったところ琢磨自身が楽しくなってしまったようで1周余計に走ってくれました。
ターボらしく低い、しかし野性味あるパワフルなエンジンサウンド。同じV6ターボでも2014~2025のようにMGU-Hによる回生を行っていないため迫力のある音を発しながら走る姿に圧倒されます。

せっかくのデモランだから写真だけでなく音も記録に残したいと思ってちょっとだけ動画も撮ってみました。カメラを頭上で構えるしかなく長尺は撮っていられなかったため短いですが。

外部マイクを持っていかなかったことを後悔したのですがカメラの内蔵マイクでも雰囲気は伝わるでしょうかね。駐車場内よりも裏ストレートでアクセルを踏み込んだときの音はもっと力強く響いてきていました。
ちなみにHD解像度で再生すれば0:10あたりでエンジンを吹かした際にエキゾーストから黒煙を吐いているのがうっすら見えるはずです。

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[ Sony α7 V | Sony FE 70-200mm F2.8 GM OSS II ]

続いてMP4/6のエンジン火入れ。こちらは走行できるほどのメンテは行われていないようでエンジンの火入れのみでした。これまた佐藤琢磨がコクピットに乗り込みます。

これも動画を撮ったのですが私の前の人が皆カメラやスマホを頭上に掲げていて映像はまともに撮れず。前の人の腕の間から琢磨の表情だけ根性でMFで合わせたので褒めてください(笑

先ほどのターボとは全然違う、高く響くエンジン音!これぞホンダ・ミュージック。私は1992年の鈴鹿(第2期のラストラン)でRA122E/Bの音を実際に聞きましたが、フェラーリV12とも違う音色で近づいてくる音だけでマクラーレン・ホンダと判別できるほど異彩を放っていました。
琢磨は「8,000rpmまでは回していいと言われたからきっちり7,900rpmまで踏んだ」と言っていたから、もしスペック上の上限と言われる14,000rpmまで回していたらもっと甲高い音が聞けていたのでしょう。

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[ Sony α7 V | Sony FE 20-70mm F4 G ]

デモ直後の琢磨のこの楽しそうな顔が全てを物語っています。自身がF1で走っていた頃の3.0L V10や2.4L V8とはまた違う、しかもシャシーよりもエンジンが物を言っていた時代のF1だからそのパワーを直に感じられるのは嬉しいに違いない。

ちなみに琢磨曰くMP4/6のアクセルペダルはビックリするくらい軽い設定になっていたとのこと。本来のベルガー車はもっと重いアクセルだったそうですが、この車両は当時セナ車を担当していたエンジニアがメンテを行って当時のセナ用の設定を再現したものとのことで、まさにあの「セナ足」を可能にするセットアップになっていたんですね。

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[ Sony α7 V | Sony FE 20-70mm F4 G ]

デモ後はHRCのスタッフがメンテを行うテント内が撮影可能だったので撮らせてもらいました。FW11もMP4/6も車両自体はコレクションホールや各種イベントで見ることができますが、カウルを外した状態を拝める機会はレア。
現代F1に比べると中身はずっとシンプルだし、サスペンションのダンパーはトーションバーじゃなくてコイルスプリングだし、時代を感じる構造です。

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[ Sony α7 V | Sony FE 20-70mm F4 G ]

オートサロンのメイン会場も見てきたのですが私が特に興味あった部分だけかいつまんでレポートします。
まずはホンダ/無限ブース。

まさか2020年代になってプレリュードが復活するとは思いもしませんでしたが、さらにそれがスーパーGTのベース車両として採用されるとは。シビック TYPE R-GTはたった二年でお払い箱となってしまいましたが、やはり5ドアの車両がベースでは空力開発をはじめとしていろいろと難しかったようです。
新型プレリュード、初登場時は顔がプリウスに似てるとかいろいろ言われてましたがGTカーのすがたになるとカッコイイですね。シビック TYPE-R GTより断然好きかも。

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[ Sony α7 V | Sony FE 20-70mm F4 G ]

そんなスーパーGTより今季ARTAから出走する太田格之進と大津弘樹によるトークイベントが開催されてました。MCはおなじみサッシャさん。
2台体制のARTA MUGENは今シーズン8号車(太田・大津)がHRCを冠してワークス体制を取るようです。全くの新車に加えてHRC、ARTA、無限という「意地でも勝つ」という気合いが伝わってくるサポート体制。ARTAの16号車(野尻・佐藤蓮)とはリバリーがどう変わるのかも含め注目です。

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[ Sony α7 V | Sony FE 20-70mm F4 G ]

ホンダブースには2019年にスーパーGTに参戦したNSX-GTの実車を改造したシミュレーター(!)も展示されていました。フロントガラスが大型ディスプレイになっていてシミュレーター映像が外からも見えるのが面白い。
抽選でこのシミュレーターを実際に運転できるということで大人気でした。

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[ Sony α7 V | Sony FE 20-70mm F4 G ]

無限ブースでは昨年のスーパーフォーミュラを制した岩佐歩夢の車両(実車に見える)のシートにお子さんが座ることができる体験コーナーが用意されていました。
今回のオートサロンではスーパーGTが主役でSFはあまり目立っていませんでしたが、まあ本来カスタムカー主体のイベントだからシングルシーターはおまけ扱いですね…。

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レース関連ではペトロナスブースで同社がF1のタイトルスポンサーを務めるメルセデスのハイパーカー「AMG ONE」が展示されていました。
2020年のメルセデスF1と同じカラーリングが施された車両ですが、見た目だけでなく中身もF1と同じく1.6L V6ターボエンジンにMGU-H/MGU-Kを搭載した、まさに「公道を走れるF1カー」と言えるスペック。実際のメルセデスF1と全く同じパワーユニットかどうかは不明ながらスペックだけでも夢がありますよね。日本円にして約4億円ないと買えないけど…。

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[ Sony α7 V | Sony FE 20-70mm F4 G ]

今回のオートサロンに合わせてレースブランド「TOYOTA GAZOO Racing(TGR)」を「GAZOO Racing(GR)」と「TOYOTA RACING(TR)」に分割することを発表したトヨタ。どうしてそんなわかりにくいことをするのか…と思っていたら、トヨタの隣にダイハツも「DAIHATSU GAZOO Racing」のブースを構えていてちょっと解った気になりました。全然知らなかったのですが2025年からダイハツもGAZOO Racingとしての活動を始めていたようだし、それ以前から車種単位ではコペンGRなんかも出していたんでした。
要はトヨタに限定せず幅広いモータースポーツ活動を行うGR、ドイツを拠点に技術開発主導のレース活動を行うのがTR、という区分けになるようです。まあわかりにくいことには変わらないのですが、ちょっとだけ腑に落ちたかも。

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[ Sony α7 V | Sony FE 70-200mm F2.8 GM OSS II ]

私はこういうイベントに来てもあまりコンパニオンさんの写真は撮らないのですがこれだけは載せておきたい。スーパー耐久(四輪)や鈴鹿8耐(二輪)に参戦するエヴァンゲリオン・レーシングのブースでは実際にレース週末のパドックでも活動されているサーキットメイト(レースクイーン)が来場されていました。モータスポーツ媒体でもよく目にする方々だったからこれは嬉しい。

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[ Sony α7 V | Sony FE 70-200mm F2.8 GM OSS II ]

ここだけ撮影の待ち行列が壁みたいになってました。すごい人気。
このチームのサーキットメイト自体の認知度もさることながら、プラグスーツをモチーフとした衣装も凝ってるし、これは写真に収めたくなるのは分かります。

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[ Sony α7 V | Sony FE 20-70mm F4 G ]

メッセ2Fの通路に『頭文字D』高橋啓介のマツダFDのレプリカを発見。ただでさえRX-7好きなのに、アルミホイールやステッカー類まで再現されるとちょっと興奮します。
頭文字Dは海外のオタクたちにも人気が高いようで、日本人よりもむしろ外国人の方がカメラを向けているようでした。

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[ Sony α7 V | Sony FE 70-200mm F2.8 GM OSS II ]

BYDブースでMCを務められていた紗々さん。
プレゼンテーションはステージではなく展示スペースと同じ高さで行われていたから思っていたより全然近い。

BYD、EV専業のメーカーだと思ってたけどハイブリッドも出してたんですね。まあ世界中で全面EV化という世の中は当分来そうにないからこの方向転換は正しいと思います。

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紗々さん、MCお疲れさまでした。

私は本当はF1のデモランを見たらレース関連の展示だけちょろっと見て帰ろうと思っていたのですが、予想以上に興味を引かれる展示が多くて結局ずっと会場を回ってました。
今まではモーターショー(現モビショー)は興味あるけどオートサロンは別に、という感じだったけどオートサロンも楽しいですね。展示内容次第で今後も見に行こうと思います。

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