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PIE 2008

PIE 2008 に行ってきましたよ。

まずは前から見たかったαのフルサイズ機(モックアップ)から。展示の前に常に人が溜まっていて近づけない(´д`)。モックにはそこそこシルク印刷も入り、順調に開発が進んでいることを伺わせます。VS24-70 が標準レンズ的に装着されているのがそそるなあ。

一緒に参考展示されていた新レンズ群。PMA で展示されていたものと全く同じっぽいですが、レンズにはコーティングがされていないようなので、まだ完全なモック状態みたいですね。作りからしてどれもツァイスもしくは G レンズのように見えます。白い望遠単焦点は間違いなく G でしょうが、広角の単焦点はやっぱり Distagon?だといいなあ・・・P85 も欲しいのに、さらに欲しいレンズが増えてしまいますが。


こっちは気になっていた新レンズ 70-300mm G SSM。発売前の試作機とのことで実写画像は持って帰れませんでしたが、実物を初めて触れただけでも収穫かも。見かけによらず軽量で取り回しは良さそう、それでいて見た目は EF70-300mm IS USM より品位があってこれは好きかも。
G レンズなのにそんなに明るいわけじゃないのが気になっていましたが、α700 の液晶で見た限り、ボケ味や雰囲気は悪くなさそう。早く実写サンプルを見てみたいものです。位置づけ的に EF70-300mm とモロかぶりなので迷いますが、αレンズは今のところ実質 VS16-80 DT しかない状態なので、気になるレンズ。

DSC-W170。ようやく広角になりました。
ものすごーく物欲をそそるというほどではありませんが、作りはキレイだし、コンパクトだし、スマイルシャッターを使ってもみたいし、やっぱり次のコンデジはこれかなあ。リコーの R8 と迷う・・・。
ちなみに電源投入時のレンズはやはり 28mm スタートでした。35mm スタートにも設定可能にしてほしい・・・。

続いてキヤノンブース。明日発売の Kiss X2 には人だかりができてました。私も実物に触れたのはこれが初めてですが、KDX ユーザーから見ても買い換えたくなる出来ですね。やっぱり 3 インチ液晶は羨ましいし、ライブビューもそれなりに使い物になりそう。
標準レンズの EF-S18-55mm IS も軽くてコンパクトで、意外と悪くない?まだ買って半年しか経っていない KDX を買い換えるのはちょっともったいないので、標準レンズを新調して気分だけリニューアルするというのもアリかな、安いし(笑。

直前に発表された IXY の新シリーズ。正直もう違いが分からなくなりつつあり。最近やっぱり PowerShot のほうがキャラが立ってて良い気がする・・・。

続いてシグマブース。密かに今回の PIE ではここが一番見たかったブースだったりして(笑。
参考出品の 50mm F1.4 EX はいきなりワーキングサンプルがありました。撮影は NG でしたが、とりあえず自分の EOS 30D につけさせてもらえました。画質は撮影できなかったのでよく分かりませんが、愛用している Planar 50mm F1.4 と同スペックで AF が使えるのが魅力です。さすがに Planar とはキャラクターが違うでしょうし、このスペックならキヤノンにもありますが、あえて今シグマから出てくるということは、相当自信があるんじゃないでしょうか。

こちらがある意味今回の本命だった 120-400mm OS HSM と 150-500mm OS HSM。120-400 のほうの実機を触らせてもらえました。
さすがに 400mm 級となるとズームリングのトルクはかなり重め。これはちょっと疲れそうな重さですね・・・。本体質量も 1.8kg 弱とこちらも重量級で、OS つきとはいえ手持ちは辛そうです。
使ってみた感じだと、HSM からイメージしていたほどは AF は速くなさそう(電動モーターよりは速いけど)です。せめてフォーカスリミッターがついていれば補えるんですが、どうやらそれもなし。この後にキヤノンブースで触らせてもらった EF100-400mm が直進ズーム・高速 AF・フォーカスリミッターありでかなり使いやすかったのに比べると、使い勝手はかなり差があると言わざるを得ないようです。あとは実写画像待ちですが、これは F1 を撮るのに使うならキヤノンかなあと・・・。
150-500mm は動作機がなかったので触れませんでしたが、同時期のリリースでスペックも似通っているとなると、同じような感じなんですかね。

で、こちらが国内初公開となったシグマの超弩級レンズ、200-500mm F2.8。やっぱり圧倒的で、順番待ちができていました。
もうこれは撮ると言うより「狙い撃つ」と言うべきレベルではないかと(;´Д`)ヾ。いや、むしろ「悪いが今は狙い撃てないんでね。圧倒させてもらうぜ!」ってところでしょうか(ぉ。

シグマブースのメインはやっぱり DP1 という感じでした。スケルトンモックから分解パーツ展示まで、かなり濃い展示がされていましたが、やっぱりこのカメラ(というかこのメーカー)はハード至上主義なんだなあ・・・というのがよく分かる内容。もうちょっとソフト(というかファームウェア)もしっかりしてくれれば(´д`)。

コシナブースかと思えばツァイスブース。M、ZF、ZS、ZK、ZA の現存する交換レンズが一通り展示されており、小さいブースながら存在感がありました。やっぱりいいなあ・・・。
意外だったのが知らない間にツァイスのロゴ入りストラップなんかが発売されていること。出たばかりでまだ店頭には並んでいないかも、とのことですが、肩に当たる部分には柔らかいパッドが当たっていて使いやすそうでした。α700 のストラップとして買ってみても良いかも。

個人的に気になっていたトキナーの 35mm MACRO。マクロレンズというと 50mm、100mm あたりがメジャーですが、APS-C で室内で小物を撮るならこのくらいのほうが逆に使いやすい気がします。画角も実質フルサイズで 50mm を使うのと同程度になるし。
トキナーのレンズって無骨であまり好きになれないんですが、このレンズにはちょっと興味あり。

最後はオリンパスブース。発表になったばかりの E-420+パンケーキレンズと、E-520 と思われる新型の参考出品。以前から E-410/510 は気になってましたが、このパンケーキレンズの登場でさらに魅力的になりました。旧型の E-410 なら価格もかなり下がってきたし、遊び用として E-410+パンケーキに手を出してみたい気も(ただ、これ以上マウントは増やしたくない・・・)。
E-520 は詳細不明ですが、E-420 同様コントラスト AF が追加されているんですかね。E-420 は光学ファインダと AF 測距点が改善されていなかったので、E-520 も期待薄かなあ。

PIE って今年始めて行きましたが、最近テーマ性が薄れてきて散漫になり、話題も減ってきた CEATEC あたりと比べて全然面白いと思えました。個人的な趣味が最近写真に寄っているからというのもあるでしょうが、閉塞感が出てきた業界と、まだ伸びる余地のある業界(コンデジはもう頭打ちでしょうが・・・)の勢いの違いですかね。
まあ、無駄に物欲を刺激されに行っただけと言えなくもない(;´Д`)ヾ。なんかレンズ欲しいなあ・・・。

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