「板橋…どこか、田舎の駅みたいだ。草ぼーぼー、夏の駅ヨコ、草ぼーぼー。今や、風情さえ感じる」
順調に消化してきている『孤独のグルメ Season3』聖地巡礼(※ただし甘味パート中心)。今回は、第 6 話の舞台になった、板橋区板橋に来てみました。
板橋って、区の名前がつけられた駅で、しかも池袋の隣にもかかわらず、なんだか地味な駅。こんな機会でもなければ、東京に住んでいても来ることはなかったと思います。
駅を降りてすぐ目に入ってくるのが、新撰組局長・近藤勇の墓。こんなところにあったんですね…気分は、NHK 大河ドラマの終了後に流れる史跡ミニコーナーです。別に幕末好きというわけではないけれど、こういうのがあると、おおっ、と思います。
そう思って見ると、街を挙げて新撰組をフィーチャーしていることに気づきます。商店街ののぼりに始まり、新撰組にちなんだお店や商品…歴史好きだったらきっと楽しいでしょうね。それ以外は、むしろ生活感ある住宅街らしい住宅街です。
Season2 以降、特に Season3 になってからのドラマ『孤独のグルメ』は、単にお店を訪れるだけでなく、さりげなくその街を紹介するような作りになっていて、どことなく『ちい散歩』っぽさが漂いつつあります(笑)。それに影響されて、私も周辺をぶらぶら。
駅から 5 分ほど歩いたところにあるちょっとした商店街に、出てきました。ゲストキャラの甲把(かっぱ)さんとの打ち合わせ場所に使われた、和(なごみ)フローリスト Cafe。ドラマどおり、とても喫茶店とは思えない外観ですが(笑、そのすぐ隣にあったのが、「あのパン屋」。
「たもつのパン」という、独特な響きを持つ店名以外は、何の変哲もない、地元のパン屋さん。近所にこういう店、あるよね?わざわざ板橋まで来る必要ないんじゃね?という感じのお店だけど、その気取らなさがまたいい。Season3 の甘味パートは、こういう気安い買い食い系のお店が多いですよね。
いっぱい詰め放題、一袋 250…単位がついてないけど、まさか「ドル」じゃないよな(ぉ
ともあれ、本命を買いに入店しようじゃないの。
買ったのは、きなこパン。名前がグー。
3 個で 115 円。やすっ!
思わず 3 個買ってしまいました(ぉ
はじめましてとは思えない、この昔なじみ感。
きなこパンというけど、きなこ感はそんなに強くなくて、軽めのあげパンという印象。
小ぶりだけど、もちっとした食感が、大人でもイケル。
いいなぁ~。なんだっけ、この感じ。
昔、毎日買い食いしてたような味だ。
飲み物は、缶コーヒーとかじゃなくて、やっぱりこれだよね(笑。
これも一緒にたもつで購入、100 円。
やっぱり、子どもの買い食い気分だ。
たもつのパン。いかにも、たもつって味。安いし。
ごちそうさまでした。
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