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α6500

ソニー、ボディ内手ブレ補正対応のα6500を海外発表 – デジカメ Watch

α6500

先日 α99 II を発表したばかりのソニーからまた新製品。今度はミラーレスの中級機(これを中級機と言って良いのか)α6500 です。

前作 α6300 が既にミラーレスとしてはモンスター級のスペックでしたが、あれからたったの半年あまりでほぼ同サイズのボディにセンサシフト式手ブレ補正を入れ込んできました。まあ手ブレ補正は α7 II シリーズにも入っているので APS-C にもいずれ来るとは思っていましたが、α6300 からこんなに短いスパンで出してくるとは思ってなかった(;´Д`)ヾ。

そのほかには新フロントエンド LSI とバッファ容量の増加により、最大 307 コマ連写(RAW+JPEG でも 100 コマいける模様)に対応し、α6300 譲りの AF 性能と併せてミラーレスカメラとしては最強クラスの動体撮影カメラになっていると言えます。α99 II の AF 性能はさらに上を行っていますが、ほとんどの人は α6500 で十分じゃないでしょうか。
スマホと接続して GPS 位置情報を Exif 記録できる Bluetooth 機能と、ようやく中級機にもタッチパネルが搭載されました。これは単なるメニュー操作とタッチシャッター用途ではなく、EOS M5 に搭載されたタッチ&ドラッグ AF 相当の機能として EVF 使用時にも使えるようです。ただ EOS M5 のような相対座標設定やタッチエリア設定までできるかは不明。

APS-C としてはかなり隙のないカメラに仕上がってきたと言えますが、唯一の弱点は価格ではないでしょうか。1,700EURO/1,400USD という価格は α7 II と同クラスで、日本円に換算すると 20 万円コース。まあ EOS 7D2 も初値はそれくらいしたよなあと考えるとそんなに無茶な価格でもないのですが、α6000 からグイグイと値上がりしてきているせいで、もうそろそろこちらが音を上げそう(;´Д`)ヾ。改めて考えると α6000 ってコストバランスの良いカメラだったなあ、と。

ミノルタの α-7000 を持っている身としては、これの型番が「α7000」だったらガマンしきれなかった自信がありますが(笑、α6000 でさえ持て余している(ほぼブツ撮り用カメラと化している)状況を鑑みて、当分 α6000 に頑張ってもらおうと思います。


ソニー、1型ポケットカメラ最新機「RX100 V」を海外発表 – デジカメ Watch

RX100 V

RX100 シリーズのほうも新製品が出てきました。こちらはついに五世代目、外観からの違いの分からなさで言えば α6500 以上(笑。
こちらの進化点は α6500 同様の新フロントエンド LSI と大容量バッファの採用に加え、シリーズ初となる像面位相差センサを搭載し、AF 性能を大幅に向上させてきました。

今までの RX100 シリーズは「ポケットサイズで高画質」というコンセプトでしたが、III あたりである程度の完成を見、IV ではスーパースロー撮影等の「技術的にはすごいけど必要とするユーザーは限られる」方面に進化して、方向性を探っている感がありました。ここにきてミラーレスカメラ級の AF 性能を身につけ、どのメーカーも横並びになった 1inch センサ搭載高級コンデジとは一線を画してきた感があります。これは α5000 系のモデルチェンジが止まるわけだ(笑。

しかしこれも価格が…。1,200EURO/1,000USD とのことで、RX100 IV の価格が 12 万円程度であることを考えると、日本で発売される際には 15 万くらいしてしまうんじゃないでしょうか。

技術がどんどん進歩するのは素晴らしいことだと思いますが、さすがにここまで行くと私は手が出ません。逆に、α6000 と RX100 III はとても良いカメラだし、これらを発売日に買ったのは正解だったと思います。今あるカメラを大事に使おうと思いました(笑。

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