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群馬県藤岡市の一人ロースター焼肉

「う~ん、なかなかに遠かった。でも電車旅で東京を抜け出すのも、たまにはいいもんだ」

群馬藤岡

ドラマ『孤独のグルメ』でどのシーズンでも必ず盛り上がるのが焼肉回ですが、Season8 の焼肉も素晴らしかった。今回その聖地巡礼のため、はるばる群馬県藤岡市まで遠征してきました。

最寄りは八高線の群馬藤岡駅。しかし 10 月の台風以来八高線が一部区間で運休していて、私が巡礼した日はこの群馬藤岡駅まで電車で来ることができませんでした(11/27 に全線復旧したとのこと)。そのため、私は高崎線の新町駅からバスに乗ってやって来ました。自宅からは三時間あまりの道のり、関東といってもちょっとした旅行といえる距離です。

それにしても群馬はSeason2 の大泉町Season7 の下仁田に続いて三度目のドラマ化。さらに言えば原作 1 巻の焼きまんじゅう回にも登場しています。北関東でも茨城と栃木には未踏なのに、群馬だけ謎の優遇…一体何があるというんだ、群馬。

目指す聖地はこの群馬藤岡駅からほんの徒歩五分といった距離。でも駅前に時間を潰せるような場所もないし、ちょっと早く着いちゃったから逆に大変でした(汗。

焼肉 宝来軒

宝来軒

中華っぽい名前で焼肉。町工場のようで焼肉。つかまえたぞ。

お店は夜営業のみ、かつ 17 時開店。この時期だと 17 時にはもうとっぷり暗く、「劇中でゴローちゃんが駅に向かうタクシーから見かけて車を停めてもらう」というのがちょっと難しいシチュエーションではあります。
なおお店の隣は精肉店で、もしかして精肉店が営業している焼肉店ということなんでしょうか?いずれにせよこの立地なら肉の鮮度や品質が良いのも納得です。

宝来軒

私は放送前から予約して開店と同時に入店しましたが、この日はもう予約だけで満席だった模様。しかしマスター曰く、カウンター端の二席だけ常連さんがいつ来ても良いように空けてあるんだとか。

それにしても安すぎるメニュー。この値段ならいつもの倍食べても大丈夫そうだ。
でもゴローちゃんが食べていた「肉スープのハーフ」はテレビ用に特別に用意したもので、普段は出していないとのこと。残念だけど仕方ない、そのぶん肉で空腹を満たそう。

宝来軒

胸高まる、久しぶりのロースター焼肉。

開店直後に一番乗りしたから、しばらくは貸し切り状態。サブタイトルの「一人ロースター焼肉」を回収する必要があったため今回は独りで来ました(笑。
生ビールをいただきつつ、ロースターに熱が入っていくのを眺めながら、肉が届くのを待ちます。

宝来軒

よし、まずは豚カルビ。
焼肉を食べに来るの自体けっこう久しぶりだから、これが目の前に出てきただけでちょっと高揚します。

もうガマンできない、早く焼いていこう。

宝来軒

このカウンター、この煙。空きっ腹的に絶景。
遠路はるばる来たから余計に腹が減っているんだ。

しかし豚は焦らず、しっかり火を通す。焼けるまでキムチで繋ごう。

宝来軒

おっ、これはいいキムチだ。ほのかな酸っぱさがたまらん。
辛すぎず酸っぱすぎず、王道ど真ん中のキムチ。ついビールが進んでしまう、焼肉屋のキムチはこうじゃないと。

そうこうするうちに、豚カルビがイイ感じになってきた。

宝来軒

きたきた!おぉ…うまい、うますぎるかもしれない。
白い飯に合いまくり。

それもそのはず、カルビって別名バラ肉なわけで、これは豚バラ。『孤独のグルメ』の王道中の王道・豚バラが白飯に合わないわけがない。
いきなり食欲に火が付いてしまった。

宝来軒

そしてロースもやっぱり王道。カルビとはまた違うドッシリ感。
ご飯が大歓声を挙げて迎えている。

…と私が食べているところに、地元の常連さんらしきお客さんが入店して私の二つ隣のカウンターに着席。するとマスターがその向かいに座って一緒に一杯やり始めました。劇中でもそのもののシーンがあったけど、あれ常連のお客さん同士の会話じゃなくてマスターだったのか(笑
そのうち二人の会話に巻き込まれる形で私も話に参加。こういう店のこういう距離感、嫌いじゃない。

宝来軒

さらに、牛の上カルビ。

この上カルビ、見るからに上等、霜降り。
豚の気安さとは全然違う存在感。伊達にこの店で一番高い値段をつけてない。

これは相当期待が持てそうじゃないか。

宝来軒

おぉ…これはウマイ!舌の上でジュッと融けるサシ。
もしかすると今までの人生で食べてきた上カルビの中でもトップ 3 に入るかもしれない。

俺は今、「焼肉」という 漢字二文字を食べてる気分だ。うおォン!

宝来軒

こんな肉を食べさせられたら、白飯が追っつかない(※公式グッズ使用)。

いや、でもここは「最後のアレ」のためにおかわりは一旦ガマンだ。しばらくはビールで繋ごう。

宝来軒

五郎’s セレクション以外にも食べておきたかったホルモン。劇中でも多くのお客さんが食べていたし、実際にも常連さんが「ホルモンと一杯だけやって帰る」みたいな感じで気軽に利用しているようで、これはおいしいに違いない。

でもここまでタレ系の肉が続いたから、あえて塩ホルモンを選んでみました。白ネギと胡椒の味付けがうれしい。

宝来軒

皮八割、脂二割の容量で丁寧に焼いたらいただきます。

おお…この旨味の凝縮された感じ。
脂っこさはほとんどなくて、肉肉しさのあるホルモン。これは確かにつまみにもおかずにもなりそうだ。
これは次々に焼いて口に、胃に運びたくなる。

焼き肉に言葉は要らない。燃えよ炎、焼けよ肉!
このロースターは俺の国だ。どう焼こうと構わない。

宝来軒

生ビールの次はハイボールを頼もうとしたら、カウンターの斜め向かいに座っていたマスターが「せっかく東京から来てくれたんだから、これは俺からのおごりね」と一杯サービスしてくださいました!
おごってもらったから褒めるわけじゃないけど(笑)、ちょっと寺島進似なマスターの豪快な話し方、実にイイ味を出しています。寺島進さん、Season4 の阿佐ヶ谷ハワイアン回に出演していなかったら今回マスター役で出ていたのかもしれないな。

飲みながら常連のお客さんも交えて談笑。聖地巡礼で時折発生するこういう展開、なんだか楽しい。今回ばかりは一人で来て正解だったかも。

宝来軒

さあ、まだまだイケル。次は何にしよう…ん? のどガシラ、シロコロ。なんか聞いたことあるな。

砂肝やナンコツも捨てがたいけど、ここはノ・ド・ガシ・ラ、フゥ~!コロー。でいこうじゃないか。

宝来軒

右がのどガシラ、左がシロコロ。普通の肉と比べるとちょっと正体不明な感じがホルモンらしい。

シロコロは好きでけっこう食べたことあるけど、のどガシラは初めて。どんな味がするんだろう?

宝来軒

おお…のどガシラ、ちょっとナンコツのようなコリコリした歯応え。これは食感が楽しい。
シロコロは期待通り、噛めば噛むほど脂の旨味が染み出してくるやつ。サッパリしていた塩ホルモンとは対照的な、濃厚なホルモン。

のどガシラ・シロコロ、これはその名の通り『孤独のグルメ』に相応しいコンビネーション。

そして…最後は、あえて残しておいた豚カルビとキムチに、半ライスを追加注文して、こいつですよ。

宝来軒

群馬一人焼肉大宴会、グランドフィナーレは…最後は豚の三枚締めだ!豚キムチ丼、完成。

これを自作していたところでマスターに加えて若旦那さんもやって来て「これまだ自分で食べてみたことないんですけど、もう想像しただけでうまいってわかる。かっ込んじゃってください!」との一言。本当、豚キムチっていうだけで間違いなくうまいのに、それに焼肉のタレをかけて白飯で受け止める。今写真を見返しただけで腹が減ってくる。

何も考えず、ただひたすらにうまさと対峙したくなる丼。
井之頭五郎は最近どの店に行ってもとにかく最後は肉やタレを白飯にかけたり混ぜたりして締めるけど、この豚キムチ丼は過去最強クラスに完成された〆だった。

俺は今、腹が一杯になるのが切ないぐらいに幸せだ。

宝来軒

あぁ…本当にうまかった。そして何より、楽しかった。遠かったけどはるばる来た甲斐がありました。
心は一本の名作を見終わったように満ち足りている。

帰り、お店から新町駅まで向かうタクシーの運転手さんに「ホルモンのいい香りがしますねえ…」と言われるなど。
しまった、消臭スプレー買っておくべきだった!これから都内まで二時間あまり、焼肉の匂いをプンプンさせながら高崎線に揺られていくのか…。

ともあれ、この店にはわざわざ遠征する価値があると思います。
複数人で行ったら肉スープも楽しめるし、なんとか機会を見つけて誰かと再訪したいところ。食べた後はボウリング場一体型のホテルに泊まっていっても良いし(笑。

ごちそうさまでした。

■関連リンク
【Season8巡礼中】『孤独のグルメ』聖地巡礼 全店レポート Season1~8&原作 – NAVER まとめ

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