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SIGMA 100-400DGDN ファームウェアアップデート

私の愛用するシグマ 100-400mm F5-6.3 DG DN OS のファームウェアアップデートが少し前にリリースされました。

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主な更新内容は手ブレ補正関連の不具合修正。私は今ところこのレンズの手ブレ補正に不具合を感じたことはありませんでしたが、新しいファームウェアは当てておいて損はありません。

今回の新ファームウェアはバージョン 02 とのことですが、今回が初めてのアップデートになるので私が持っている個体は当然バージョン 01。

が、今回の修正内容に「カメラ経由でレンズファームウェアのアップデートが行えない不具合」も含まれているため、ユーザーが自分自身でファームウェアアップデートをすることができないという。
他のシグマ製 E マウントレンズでは普通にカメラ経由でアップデートができているので、これは単に 100-400DGDN の初期ファームウェアにバグがあったということでしょう。ちゃんとテストしたの?と言いたくなるような初歩的な不具合ですが、シグマが無償で引き取り対応をしてくれるとのこと。アップデートの仕組み自体に不具合があるということはこれをしない限り今後のアップデートも自分ではできないので、一度送るしかありません。

本当はすぐにでも出したかったのですが、その前に東京オリンピック開会式当日のブルーインパルスを撮りたかったのでしばし保留。そうこうするうちにお盆休みに入ってしまったので、休み明け早々にシグマの会津工場に送付しました。送付時にはレンズ保護のためフロント/リヤキャップのみ装着で、段ボールに緩衝材さえ入れてあれば元箱もレンズフードも不要とのこと。余計なものを預かると管理する方が大変ということでしょう。

月曜日に火曜午前着で発送したところ、水曜午前中にはアップデート完了と発送の連絡がメールで届き、木曜午前中には自宅に返送されてきました。シグマは公式には預かり期間を 7~10 営業日程度としていますが、混み合っていない限りそれより短いことが多いと考えて良いでしょうか。元々が不具合とはいえ、短納期かつ連絡も丁寧で非常に好感が持てました。
到着した荷物は送った箱よりも二回りくらい大きな段ボールに、過保護なほど緩衝材を入れた厳重な梱包で届きました。ここまで大事に扱われると逆に恐縮(笑。

改修後のレンズファームウェアは 02。手ブレ補正の不具合がどう改善されたのかはちょっと判別のしようがありませんが、アップデートの仕組みが改善されただけでもとりあえず十分です。

スポーツ系のイベントが増えがちな 9 月になる前に完了できて良かったです。とはいえ学校の運動会も開催されるかどうかまだ分からないし、このレンズに活躍してもらうつもりだった F1 日本グランプリも中止が決定してしまったので、アップデートしたところでいつ使うのか…という状況なのが悲しい限りですが。

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