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Sony SRS-XB23

長女への今年のクリスマスプレゼントはこれでした。

ソニー / ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB23 (ベージュ)icon

SRS-XB23

二年前に買ったヘッドホンに続いて、自宅で音楽が聴ける機材が欲しくなった模様。トゥルーワイヤレスイヤホンとも少し迷ったようですが、基本的に自転車通学で使う機会が限られますからね。一万円前後の Bluetooth アクティブスピーカー、高校生が使うには妥当なところではないでしょうか。ちょうどこのタイミングでキャッシュバックキャンペーンiconをやっていてくれたのもサンタクロース的にはありがたい。

SRS-XB23

サイズ感は 500mL ペットボトルとほぼ同等。ペットボトル用ポケットがついたバッグも珍しくないので、持ち運んでの使用にもちょうど良いと言えます。

SRS-XB23

本機は縦置きしてモノラルスピーカーとしても、横置きしてステレオスピーカーとしても使えます。ストラップもついているのでスチールラックとかフックとか適当なところにぶら下げることもでき、置き場所を選びません。

円筒形だから横置きすると安定感がなさそうに見えますが、ストラップの付け根あたりで止まって少し斜め上向きで固定できます。机とかちょっとした台の上に置くと音の広がりが良い。
ちなみに横置き時はソニーロゴが左側に来るのがステレオ的には正解です。

SRS-XB23

両端にはパッシブラジエーターを備え、低音は主にここから出力されます。縦置き時にも塞がないよう側面にバスレフダクト的な孔が空けられています。
防水目的もあってパッシブラジエーター全体がゴムの一体成型でできているのに少し驚きましたが、音を出すと視認できるレベルで振動板が震え、パワフルな低音が出ていることが分かります。

SRS-XB23

操作系は背面にまとめられています。防水のため全てゴム製のボタンですが、Bluetooth スピーカーなので電源ボタン以外に触れる機会はまずないでしょう。

SRS-XB23

防水シーリングが施された蓋を開くと充電用の USB-C ポートが露わになります。
バッテリー駆動時間は公称 12 時間。

SRS-XB23

音質設定には Music Center アプリを使用します。
試しにエフェクト無しのストレートで鳴らしてみたところ、メリハリのない残念な音でした。デフォルトは Clear Audio+ と EXTRA BASS がオンの状態になっていて、これだと低音とヴォーカルが前面に出た分かりやすい音になります。基本的に音質設定はいじる必要がない、むしろいじらない方が良さそうです。

ちなみにモノラル/ステレオもここで設定しますが、縦置き想定なのか出荷時設定はモノラルになっていました。ステレオ設定に変更して横置きにすると少し広がりが出ますが、そもそも筐体が小さいのであまり明瞭なステレオ感は期待できません。モノラル設定のまま臨機応変に縦横を置き換えるくらいでちょうど良いのかも。

SRS-XB23

私が愛用する SRS-X33 と聴き比べてみました。

X33 の方が高域まで万遍なく鳴っていて、「このサイズにしては」Hi-Fi 感があるのに対して、XB23 は高域があまり出ておらず低域とヴォーカル偏重という印象。どちらもイコライザー前提の音作りではありますが、個人的にはやはり X33 の方が好みですね。XB は「EXTRA BASS」の略だから低域偏重なのは当然ですが、J-POP やアニソン等の音圧強めの楽曲なら XB23 でも十分楽しい。アウトドアも含む環境で気持ちよく鳴らすのが目的なら XB シリーズの音作りの方が分かりやすいのも理解できます。ソニーのアクティブスピーカーの現行ラインアップ、ほぼ XB シリーズしか生き残っていないんですよね。

ちなみに XB23 の円筒形の筐体ならクルマに載せるのにちょうど良さそうですね。今度カーシェアリングを利用する機会があったら借りて試してみようかと。

SRS-XB23

私が中高生の頃の欲しいもの筆頭というとラジカセやミニコンポでしたが、今やそれがヘッドホンやアクティブスピーカーというのも時代ですね。音源はスマホで、それを鳴らすための出口が欲しいという。何かしらどどんと鎮座するデッキがないとオーディオ買った感がないというのはもう単なる年寄りの郷愁に過ぎないのでしょう。

まあ、何にせよこれで好きな音楽を自由に楽しんでくれればそれで良いのですが。

ソニー / ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB23icon

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