ゴールデンウィークも本日で終わり。私は結局東京~神奈川圏内で過ごしていました。連休中には気になっていた新宿のアルペントーキョーも覗きに行っていました。
新宿西口のヤマダ電機跡地にオープンしたアルペンの旗艦店です。アルペンというと以前はスキー用具のイメージ画強かったですが、最近はアウトドアやキャンプを含む総合スポーツショップとしての展開を強化しています。都内のスポーツ専門店でこれほどの巨艦店は他にありません。私は主にトレーニングウェアや普段着としてのアウトドアウェアをチェックしに行ったのですが、改めて心惹かれたのがこれ。
コールマンのガスランタンです。以前『ゆるキャン△』に登場していたのを見てから気になっていたんですよね…。私は『ヤマノススメ』『ゆるキャン△』あたりのアウトドア系アニメが好きで、影響受けがち。キャンプをする予定はありませんが、このガスランタンの佇まいが気に入っています。
とはいえ使う予定がないものを買ってもしょうがないので、存在感が近くてもうちょっと日常的に使いそうなもの…となると必然的にこれに行き着くわけです。
ガスランタンの形状をそのままスピーカーにした製品。内部に LED が仕込まれていてランプとしても使えつつ、有機ガラス製のグローブがツイーターとして鳴動する(ウーファーはベース部に搭載)モノラルスピーカーです。単体だと Bluetooth 接続のモノラルスピーカーとして動作し、二台組み合わせてステレオ再生も可能。ウチにはもうスピーカーはたくさんあるし今さらモノラルが一本増えても…という考えと、そうじゃなくてこのランタン形状から音が鳴るのが良いという思いとがせめぎ合って今まで手を出せずにいました。でも改めてガスランタンの実物を見ると欲しい気持ちが再びムクムクと…。
ただ「モノとしての佇まい」なら私は旧型のほうが好きでした。
旧モデルのくびれのある形状の方がガスランタンらしさ、品の良さがあって好き。現行品は機能も形状も簡略化して低価格化したのが見てとれて、ちょっと違うんですよね。
機能的には LSPX-S2 にあった Wi-Fi 接続機能が S3 では省略されているのはまあ良いとして、ウーファーが大径化された代わりに高域の再生能力が弱そう(Hi-Res Wireless ロゴがついていない=高域が 40kHz 帯まで伸びない)なのが懸念。私がこのスピーカーを使うとしたら歌モノよりもリラックスタイムにアコースティックギターとかピアノ中心の楽曲を聴きたいので、澄んだ高域が欲しい。このへんは実際の音が許容範囲かどうかによるので、一度実際の音を聴きに行ってみるしかないか。旧型が欲しくなった場合は Amazon や楽天の流通在庫には既にプレミアがついているようだから、中古品を探すしかなさそうです。
「なくても全く困らないもの」の筆頭みたいな製品だからこそ悩ましい。買うかどうかはタイミングとか巡り合わせ次第かなと思っています。もし自分がテラス付きの一軒家住まいだったら間違いなく買っていただろうなあ。
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