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孤独を知らないこの街に

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

東京駅方面に行く用事があったので、東京駅から皇居周辺にかけてを少し撮ってきました。

東京駅って電車の乗り換えに使う機会は多いのに、あまり被写体として撮ることがない。皇居もそういえば今まで敷地内に入ったことがないな、と思ってこの機会に少し入ってみました。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

皇居、普段は日比谷あたりから眺める程度でしかありませんでした。春先にはとバスツアー電動自転車の試乗で立て続けに皇居外周を巡る機会があってから、改めて興味を持っていたところだったんですよね。御所には入れないけど庭園にあたる東御苑であれば無料入場できるので、覗いてみました。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

皇居というのは旧江戸城でもあるわけで、敷地内にはそういう歴史を感じさせる建物がいろいろあるのかなと思っていたのですが、実際はそれほど多くない。その代わり庭園として様々な植物が育てられていて、おそらく季節ごとに異なる表情を見せてくれるのでしょう。
この錦木というのは秋には葉を真っ赤にさせる低木。そこらへんの公園や生垣にも見られるありふれた植物ですが、ネームプレートが掲げられていたことで私の中で初めて姿と名前が一致しました。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

↑の写真左の広場あたりが江戸城本丸跡。今は何もない広々とした芝生でしかありません。旧江戸城といってもこんなものか、というちょっとした肩透かし感と、東京の真ん中でその跡地だけが大切に保全されている事実になんとも言えない感慨をおぼえます。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

江戸時代の残り香を感じさせる天守台、無国籍な雰囲気漂う桃華楽堂の向こうに高層ビル群。都会にぽっかり空いたエアポケットのような場所です。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

東京駅に戻ってきました。こちらは八重洲口の高速バス発着場ですが、同じ駅なのに皇居に面した丸の内側とビジネス街に繋がる八重洲側で全然表情が違うのが面白い。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

普段は駅構内を乗り換えのために歩くくらいしかしないのですが、駅の外構部を歩くと改めて東京駅の巨大さを実感します。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

全部で 30 ある山手線の駅の中でもここまで加飾が施された駅舎は他にありません。さすがは東京の中心、都市の名を冠した駅だけのことはある。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

丸の内側に出てきました。この写真は KITTE の屋上庭園から撮ったものです。
レトロな駅舎が八重洲側の高層ビル群を背負っているように見えるのがイイ。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

そういえば東京駅が現在の駅舎(戦前の姿を復元したもの)になって今年で十周年とのことですが、それ以前の東京駅がどんな姿だったか今はもう思い出せない。それくらい現在の東京駅のイメージが定着したということです。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

駅前広場。ここは今や結婚記念撮影の定番スポットになりましたね。夕方以降に近くを通りかかると撮影している様子を高い確率で目にすることができます。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

真夏の東京駅、赤い駅舎に石畳の白、高層ビルに映り込んだ空の青の対比が美しい。
外はめちゃくちゃ暑いけど、その暑さを忘れて撮影に浸ってしまいます。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

今年は三年ぶりに行動制限のない夏だったからか、東京駅にキャリーバッグを持った人が次々に出入りしていくのが印象的でした。
COVID-19 が収束したわけでは全然ないけれど、人が動ける世の中ってとても大事だと思います。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

東京駅と皇居、なかなか良かった。
また違う季節に改めて撮りに来たいと思いました。

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