[ Sony α7C | Sony FE 24mm F2.8 G ]
先日孤独のグルメ聖地巡礼で富山に行ったときにお店の営業開始まで少し時間があったので、ちょうど夕暮れ時の富岩運河環水公園で写真を撮ろうと思って行ってきました。
環水公園は富山駅北口から岩瀬の富山港を繋ぐ運河沿いに築かれた公園で、数年前には「世界一美しいスタバ」に選ばれたスターバックスコーヒー富山環水公園店がある場所でもあります。でも富山駅の北口って普段用事がないから帰省してもほとんど通りかかることさえありませんでした。カメラ持ってゆっくり来たのはなにげに今回が初めて。
[ Sony α7C | Sony FE 24mm F2.8 G ]
冬の富山は曇天が基本。夏の晴れた日だって少し紗がかかったような感じで、スッキリ青く晴れた空を見ることは多くありません。だから環水公園といっても日没まではなんだか寂しい感じで、色彩豊かな感じでは決してない。観光 PR 用にコントラスト彩度マックスにした風景写真をときどき見かけますが、私の記憶にある富山の風景ってまあこんな感じなわけです。だからといって卑下しているわけではなくて、期待値高くして富山に来てみてガッカリするよりは、地味さを理解した上で侘び寂びを感じたり、冬の食を楽しみに来てほしいと思っています。
[ Sony α7C | Sony FE 24mm F2.8 G ]
17 時を過ぎてライトアップが始まると多少なりとも見栄えがする状態に。これでも現像で(やり過ぎない程度に)持ち上げてこの感じですからね。これで小雪でも舞っていてくれたらもっと雰囲気出るんでしょうけど。
[ Sony α7C | Sony FE 24mm F2.8 G ]
夜の環水公園スタバ、これは確かに悪くない。ただ桜をムリヤリピンク色にライトアップするのは却って趣がないように思います。これはもっと桜の木も含めて全体的に雪に埋もれた状態か、春先の桜が満開な時期に運河のリフレクションを活かして撮るのが正解だと思います。
[ Sony α7C | Sony FE 24mm F2.8 G ]
撮っているというよりはライトアップに撮らされてる感がなくもない(笑)。今回は写真撮影メインで来たわけじゃないから手すり固定で 1 秒スローシャッターが関の山でしたが、三脚を使った長秒露光で水面を流すように撮ればもっとイイ感じになったことでしょう。
改めてガッツリ撮影目的で富山に行ってみたくなりました。ゴールデンウィーク前なら桜が咲いてここや富山城址なんかも写真映えするし、立山黒部アルペンルートも開通する時期。さらにはホタルイカの旬の最後の方を楽しめる、など何かと良い季節です。まあ普段はそんな時期に帰省する予定もないので、行くとしたらわざわざそのための予定を立てなくてはならないのですが。
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