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THE LIBRARY

石川県立図書館

[ Sony α7C | Sony FE 24mm F2.8 G ]

先日の帰省中に、去年一度行ってとても気に入った石川県立図書館にもう一度カメラを持って行ってきました。巨大建築好きとしてはここは聖地の一つと言いたくなる場所。金沢駅の鼓門といい、近年建てられた金沢の大型公共施設、どれもいいですよね。

石川県立図書館

[ Sony α7C | Sony FE 24mm F2.8 G ]

去年はあまり時間がなかったこともあって建物そのものを見学するので精一杯でしたが、今年は中身もちょっとじっくり見てみました。普通は図書館というと具体的に読みたい本、あるいはせいぜいジャンル程度までは絞り込んだ状態で資料を探しに行く場所かと思います。が、ここはそんなこと考えずになんとなく行っても自分の興味がある本に出会わせてくれるための仕掛けがたくさんあります。ちょっと時間があったらとりあえず行ってみれば何かが見つけられそうな場所。

石川県立図書館

[ Sony α7C | Sony FE 24mm F2.8 G ]

「本との出会いの窓」と名付けられたコーナーには司書さんの手作りと思われる装飾で様々な本が紹介されています。単なる雰囲気ではなくその本に書かれているテーマや内容に応じた、すごく凝った装飾でこれを見て回るだけでも楽しいし、さらには本の内容に興味が湧いてきます。これは完全に本好きの仕事。そこらの書店の展示よりもよほど気合いが入っています。

石川県立図書館

[ Sony α7C | Sony FE 24mm F2.8 G ]

単に新しくて建物が立派なだけの図書館ではありません。ここならば必ず自分の興味の対象になり得る本が一つならず見つかる、そのための工夫を凝らした図書館です。難しそう、面倒くさい、時間がない…人間はそんな言い訳をして書物から遠ざかりがちですが、好奇心や知識欲がない人間なんていないでしょ?と語りかけてくるかのよう。

石川県立図書館

[ Sony α7C | Sony FE 24mm F2.8 G ]

本が整然と並べられた書架がずらーっと並んでいる回廊。これを眺めているだけでもワクワクするし、なんだか自分が少し賢くなったような気さえしてきます(笑。

石川県立図書館

[ Sony α7C | SIGMA 90mm F2.8 DG DN C021 ]

洋書ってハードカバーだろうとペーパーバックだろうと背表紙だけでもうフォトジェニックですよね。和書だとこうは感じないのは何故だろう。

お洒落な喫茶店とかだと雰囲気だけのために洋書が並べられたりしますが、ここはちゃんと意味を持って並べられている「本物」です。

石川県立図書館

[ Sony α7C | SIGMA 90mm F2.8 DG DN C021 ]

偶然の出会いやジャンルから探すだけでなく、当然セルフ端末で目的の書籍を検索することも可能。
「セルフステーション」の文字が空中に浮かんで見えるから、遠くからでも端末のある場所が見つけやすい。

石川県立図書館

[ Sony α7C | SIGMA 90mm F2.8 DG DN C021 ]

館内には至るところに世界各国の有名な椅子が何気なく置かれていて、自由に座ることができます。これはその中でも最も有名だと思われるマシュマロチェア。他にもインテリアショップに並んでいそうな椅子があちこちに設置されているので、家具好きにもたまらないのではないでしょうか。

石川県立図書館

[ Sony α7C | SIGMA 90mm F2.8 DG DN C021 ]

1F には喫茶店も併設されています。ここもまたゆったりと落ち着ける空間で、ここでランチやお茶をしながら図書館で丸一日でも過ごせてしまいそうです。
メニューにあったハンバーガーの写真がおいしそうでおいしそうで…この後すぐに昼食の予定があったからケーキでガマンしたけど、食べたかったなあ。

石川県立図書館

[ Sony α7C | Sony FE 24mm F2.8 G ]

というわけで、やはりここはいい図書館だ。本好きならここだけのために金沢旅行を計画する価値があるんじゃないでしょうか。

私もまた帰省時に時間があったら立ち寄ろうと思っています。

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