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ハセガワ 1/24 ミニ クーパー 1.3i (井之頭五郎風 Ver.)

「運転しにくいし、ナビもついてないし、とんだじゃじゃ馬だな…」

563MINI

ドラマ『孤独のグルメ』の 2021 年大晦日スペシャルから 2022 年大晦日スペシャルにかけて、井之頭五郎とともにロードムービーを旅したミニクーパー。いずれの聖地巡礼もコンプした私としては、旅の思い出も兼ねてモデルカーを一つ持っておきたいと思いました。そしたら、昨年秋にハセガワからミニクーパーの最新キットが発売されているじゃないですか。というわけで、このキットをもとに五郎のミニクーパーを再現してみました。
とはいえ、後述する理由によりあくまで井之頭五郎「風」バージョンですが、可能な範囲でそれっぽく仕上げました。

ハセガワ / 1/24 ミニ クーパー 1.3i (1997)

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ドラマに登場したミニクーパーは松重豊さんが懇意にしている鈑金屋さんで松重さんが出合い、番組スタッフに提案して採用された企画とのこと。番組で使用されるにあたっては当該の鈑金屋さんで大掛かりなレストア作業が行われたようです。その顛末が鈑金屋さんの blog で丁寧に紹介されており、プラモの製作にあたっては大いに参考にさせていただきました。

羽鳥鈑金塗装工業所| いよいよ完成 そして ミニとのお別れ 井之頭五郎様のミニクーパーができるまで。。その6 完成・・・
横浜市都筑区、県内有数の設備。高級外車から国産中古車まで、自動車修理・自動車鈑金・自動車塗装専門店。

このミニはどうやら 1997 年仕様のローバー・ミニをベースに、フロントグリルやバンパー、各種エンブレム等に 1960 年代のオースティン・ミニのパーツを組み合わせることでクラシカルな見た目にアレンジされている模様。オースティン・ミニはかつてタミヤから 1/24 スケールでプラモ化されていたようですが、現在は絶版。ヤフオクやメルカリを探すと 8,000 円前後で稀に出品されているのを見かけますが、さすがにそこまで投資する気合いはありませんでした(汗)。他にもフジミから発売されていた 1/24 ミニ・メイフェアに同等のフロントグリルが付属することが分かったので、とりあえずそれだけ入手して特徴的な「への字口」のフロントグリルにするところだけこだわりました。ちなみにミニ・メイフェアも既に絶版のようですが、こちらは何とか定価販売しているサイトを発見して確保。

563MINI

というわけで前後のバンパーやエンブレム等は五郎バージョンとは違っていますが、まあ雰囲気を近づけられれば良し。

ちなみに「563(五郎さん)」のナンバープレートは自分でデザインを起こすかと考えていたら、なんと模型メーカーのアオシマがナンバープレートメーカーというツールを提供しているのを発見。これを使わせていただきました。ハセガワとフジミのニコイチのキットだからアオシマ全然関係ないのに…今度何かマクロスのプラモでも買って恩返しさせてもらおう。

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フロントグリルとナンバープレート以外にこだわったのは内装の塗り分け。五郎ミニは黒×赤の鮮烈なインテリアが特徴なので、ここはなんとしても再現したかった。

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シートは曲面主体でマスキングに苦労しながらも、塗り分け作業は楽しかったです。
単なる面の塗り分けじゃなくて赤いパイピングだったり、座面の中央に黒いラインが走っていたり、プラモを塗装し慣れていない私にはちょっと難しかった。

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このキットにはダッシュボードのパーツが二種類付属しています。運転席側に三連メーターがついた新型のダッシュボードと、昔ながらのセンターメーターダッシュボード。五郎ミニはどうやらセンターメーターをベースにしつつ、新型ダッシュボードのエアコン吹出口を移植しているようだったり、運転席下に 1DIN タイプのカーオーディオを取り付けたりしているようだったので、二つのダッシュボードパーツを切り貼りしてできるだけ再現してみました。こういう独自の工作もちょっと楽しい。

563MINI

完璧ではないにせよ、それなりにイイ感じに仕上げられて満足です。作っているうちに自分も 2021 年と 2022 年の聖地巡礼をこのクルマで行ったような気になってきました(笑。
この先のディテールアップとして考えているのは、ちょうどスケールの合いそうなカニの模型を探してきて上に載っけることです(ぉ

『孤独のグルメ』のドラマ自体は今後も何らかの形で継続していきそうですが、この五郎ミニは再登場するでしょうか。また出てきてほしいなあ。

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