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Keychron K1 SE+Gateron ロープロファイルバナナ軸

メカニカルキーボード Keychron K1 SE のスイッチ交換の件。ロープロファイルスイッチテスターで数種類のスイッチを実際に試した結論として、このキースイッチに換装しました。

Gateron / ロープロファイル 2.0 メカニカル・スイッチセット (バナナ軸)

Gateron のバナナ軸です。タクタイルスイッチで茶軸(55gf)よりも若干重い設定(60gf)になっています。テスターにはメカニカルのバナナ軸は含まれていませんでしたが、茶軸だと私の好みよりも少し軽い印象があったので、実機で試してないけどバナナがちょうど良いだろうと推測。

ちなみにロープロファイルバナナ軸は Amazon.co.jp では販売されていないようです。Keychron 自体が Gateron スイッチの販売も担っているようで、Keychron の直販から購入しました(日本代理店のコペックジャパンからも販売されていますが、輸入した方が少しだけ安かったので)。
茶筒のような容器に裸でザラザラッと 110 個のスイッチが入った状態で届きました。電子接点剥き出しなのに雑すぎるだろと思ったけど、多めに入れておくから数個の不良品があっても大目に見てねということでしょうか。

外観は他の Gateron ロープロファイルスイッチと同一で、軸の成型色だけが異なります。
黄色っぽいけど黄色でない、微妙な色合い。確かにこれはバナナ軸。なんで黄軸と言わないのかと思ったら、Gateron には別途黄軸が存在してそちらはリニアスイッチらしいですね。
キースイッチ、Cherry MX の赤青黒茶までは他社互換品も含め定番になっているけど、ちょっと細かく種類が増えすぎで区別するのが難しくなっています。

底面には二つの電子接点を備えています。
金属製だけどそれほど硬くはない突起物なので、キーボード側の基板に垂直に差し込まないと端子が曲がってしまって動作しません。私は注意深く作業していたつもりだったのですが、一つだけ失敗して曲げてしまいました。まあ折れなければラジオペンチで直せるし、予備はたくさんあるから無問題。

キースイッチを交換していきます。個々の作業はそれほど大変でもないのですが、91 キー全てを交換するのはそれなりに時間がかかります。

ちなみにこだわる人はキーごとに荷重を変えてカスタマイズするようですが、私は REALFORCE でも変荷重より ALL45g モデルのほうが好みだったので K1 SE でも全キーバナナ軸で統一しました。

側面からだとバナナ軸がチラ見えしています。ここの見た目は赤軸のほうが格好良かったけど、まあ自分が使っているときに見える角度じゃないからまあいいか。

バナナ軸に換えたことで、キーの重さといい反発感といいかなり好みな感じになりました。キーの仕組みが異なるから REALFORCE とは全く同じにはならないけど、近い感触にはなったかな。ロープロファイルと言うけどノート PC のキーボードよりは遙かにストロークが深いので、私としてはある程度デスクトップキーボードに近いフィーリングに調整した方がしっくり来ました。
購入時の赤軸に比べるとかなり手に馴染むキータッチになったので、REALFORCE と気分に応じて使い分けていこうと思います。

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