「しからば、揺さぶられてやろう」
2026年最初の『孤独のグルメ』聖地巡礼は、昨年の大晦日スペシャル…はまた別途行くとして過去回の再訪から。Season10に登場した笹塚の多彩すぎる蕎麦店「山横沢」にやって来ました。ここ、初めて来たときにすっかり気に入って絶対また来ようと思っていたんですよね。でも予約で埋まりがち&店じまいが早い(22時閉店)ということもあってなかなか再訪のタイミングが掴めずにいたのが、ようやく来ることができました。
黒板、すごい料理数。しかも沖縄料理を軸としつつも鎌倉、四国、北海道から果てはイタリアまで蕎麦屋らしからぬバリエーションの広さ。
さらには文字が細かすぎて遠くからじゃ判読できないから「スマホで写真に撮って拡大して見てください」とマスター(笑。
まずはオリオンビールから!
今年初、外での生ビール。寒い冬に飲むオリオンの生ビールも乙なもの。
前回来たときには「井之頭五郎メニュー」をセットで頼んだ(腹パンパンになった)けど、今回は五郎’s セレクションから一部チョイスしつつアドリブを混ぜていくことにします。
とはいえ、最初のつまみにこれは外せません。自家製スーチカ。
茹でた塩漬け豚肉をゴーヤ・カイワレと一緒にポン酢で和えたもの。これがまたうまいんだ。
豚肉の甘味と旨味にゴーヤ・カイワレの苦味をポン酢が橋渡しする。ゴローはこれを単品で食べてたけどコイツはお酒に合わせてこそでしょう。
スーにしてチカ。蕎麦屋にいることを忘れそうだ。
続いてふうちゃんぷる。チャンプルといえばゴーヤチャンプルくらいしか知らなかった自分にふう(麩)のチャンプルのうまさを知らしめてくれたのはこの店でした。
沖縄の「ちまぐ~」で食べたふーちゃんぷるも最高だったし、今やゴーヤチャンプルよりもふうちゃんぷるの方が好きかも。
いろんなものの旨味を存分に吸った「ふう」、たっぷたぷ。それを支えるゴーヤ、もやし、タマネギのシャキシャキがまた良い。
ふうちゃん、ぷるぷる。うんまいなぁ~。
こりゃあもうビールがどんどん消費されていく。そんなわけで次は泡盛の「前割り」。
これまた前回ここで初めて飲んで気に入ったやつ。ストレートやロックほど主張しすぎず、水割りよりもまろやかに馴染んで料理と一緒に飲むのに最適。
そして「いかのいかすみバター焼」。もう見た目からして真っ黒。
プリップリのイカをバター焼にするだけでうまいのに、ふんだんにイカ墨を使うことで味にパンチとコクが五割増し。これめちゃくちゃうまいじゃないですか。
もう一つ珍味、レバースモーク。
レバーのスモーク(燻製)って珍しい。トロッとしたレバーパテが燻製されることで独特の香りと旨味が出る。
このレバースモークに合わせるのはカイワレ、スライスニンニク、マヨネーズと唐辛子(たぶん島唐辛子。これが辛かった!)。
ちょっとずつ味変しながら楽しめる。これはどんどんお酒が進むやつ。
前割も空いてしまったから次は泡盛「忠孝蔵」の山横沢店主仕込をロックで。これ飲んでみたかったんですよね。
味も香りも個性的。今まで飲んだことのある泡盛とはひと味違う、でもこれすごく好きな味!まろやかな前割りの後だからか、余計にキャラクターが立って感じられる。
〆はもちろんとまとカレーつけそば。他の蕎麦も沖縄そばもおいしそうなんだけど、どうしてもこの味が忘れられず。
蕎麦屋の出汁のカレー。そこにトマト。コイツがこのつけ汁の決め手だ。
そこにこの、しっかりした食感のそばがまたうまいんだ。
蕎麦屋のカレー蕎麦はけっこう好きだけど、それにトマトが入ってしかもつけ蕎麦っていうのは他では見たことない。だからこそここに来る価値があります。
いやはや、今回も完全においしかったし楽しかった。
南から北までダイナミックに揺さぶられ、インドの風に吹かれてのハッピーエンドだ。うん…大満足。
本当にこの店は通う価値ありますね。一年通っても制覇しきれないほどのメニューがあるし、ちょっとずつ順番に試していくのも楽しいに違いない。
きっとまた来ます。
ごちそうさまでした。













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