先日の F1 日本グランプリ観戦は名古屋に宿を取っていました。本来は伏見駅近くのホテルを予約していたんですが、ダゾーン新幹線に当選したことで急遽一泊追加する必要があり。伏見のホテルの宿泊を追加することができなかったので一泊だけ金山に宿泊しました。そこで何か名古屋メシでも食べるかー、と探して見つけたのがこちらのお店。
翌日からが本番だし今日は矢場とんでサクッと食べて早寝するか、と思って入ってみました。
でも「昔の」ってどういうことだろう?なんとなく店構えも他の矢場とんと違うし。
そしたら、なんとここ矢場とん系列の居酒屋なんですね(笑。しかも矢場とんの名物であるみそかつが置いてない。
調べてみたところ、創業当初の矢場とんはみそかつではなく串かつやみそおでんを提供する大衆食堂だったようですね。その当時のスタイルを復活させる形で近年展開する新業態(居酒屋)が「昔の矢場とん」とのこと。
…飲むつもりじゃなかったけどこうなったら飲まざるを得ない。名古屋メシを肴にちょっと飲みますか。
とりあえずハイボール。ジョッキに描かれた矢場とんのキャラがトボケててイイ感じ。
お通しのレンコン、シャクシャクした歯ごたえが楽しい。
奥の方に見える枝豆とかいったつまみは、カウンター向かいのお客さん(仕切られていて顔は見えない)のものです(笑
名古屋に来たら八丁味噌だよね、ということでみそおでん 5 種盛り合わせ。
豚角煮、大根、牛すじ、豚もつ、たまご。どれにも八丁味噌がよくしみててうまい。牛すじも大根もしっかり煮込まれていて軟らかい。そうそう、こういうものが食べたかった。
みそかつがないならロース串かつを食べればいいじゃない。
串かつだけどソースじゃなくて味噌味、というのが名古屋流。わらじサイズのみそかつをガッツリ食べたかった気もするけど、串にささって食べやすいみそかつをかじりながら飲むのもまた楽しい。串かつになることで、みそかつのジャンク感が五割増しになる感覚。
あまり長居するつもりじゃなかったから土手煮丼(小)で〆。
土手煮、昔から大好物なんだけど丼にするという発想はなかった。八丁味噌の濃い味でご飯をかっこめる幸せ。小サイズでも土手煮をケチらずかけてくれてるのも嬉しい。
いやーおいしかった。初日にして名古屋メシ堪能しました。
気がつけば八丁味噌だらけの注文だった。我ながら偏りすぎだと思うけど、おいしいからアリ。
飲める矢場とん、いいじゃないですか。普通の矢場とんは東京にも支店があって名古屋ならでは感が薄いけど、この業態は名古屋にしかないし。
大須や栄(錦)にも店舗があるようなので、今度名古屋に来る機会があればそっちにも行ってみよう。
ごちそうさまでした。
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