「2026年が平和で、みんながおいしい米を食べられる一年でありますように」
先日行った米沢への聖地巡礼には実は続きがありまして。
2025年の『孤独のグルメ』大晦日スペシャルは井之頭五郎が日本の各地から米と具材を運び、最後におにぎりを作り上げる話でした。今回は私もその過程をある程度なぞりたいと思い、五郎が米沢牛そぼろを受け取った精肉店に立ち寄ってきました。
この鳥勝牛肉店がそのお店。牛肉の店なのに鳥勝、というのが微妙にややこしい。五郎も米俵ミニで通りがかった上杉神社からすぐ近くにあります。
ショーケース内、ひたすら米沢牛と黒毛和牛で満たされてる。並の牛肉なんてこの店には存在しないのか。あたり一帯も米沢牛を食べさせる店ばかりだし、米沢の人がちょっと羨ましい。
お隣のメンチカツ、ミートコロッケ、若鶏唐揚…こっちもうまそうだ。
でも生の鶏肉売ってないのに、唐突に唐揚だけ存在するのはなんでなんだろう。
そしてお目当ての牛そぼろ発見。これを調達しに来たんですよ。
米沢牛の挽肉にすき焼きのタレを使って味付けされているということで、もううまいことが約束されているそぼろ。
これはヤバい。見た目だけで、ごはん食べたい。
せっかくだからちょっと買い食い。ミートコロッケ。
こういうところで買い食いするコロッケってなんだか妙にうまいんだよなあ。子どもの頃を思い出す。
続いては米。本来なら佐渡まで買いに行くところだけど佐渡への巡礼はしばらく先を予定しているので、今回は都内で調達しました。
有楽町の交通会館1Fにある新潟のアンテナショップです。
交通会館は地下にいろいろと良い店があって飲食や買い物にときどき利用するんですが、逆に1Fは盲点でした。
こちらで劇中で実際に使われた相田ライスファーミングの「佐渡スーパーコシヒカリ」が販売されています。
劇中には5kgのパッケージが登場しましたが、こちらのお店では他に300g(2合)・1kg・2kgの容量でも買うことができます。
ちなみにこの交通会館のお店、この2月末には閉店してしまうとのこと。ギリギリのタイミングで買えて幸運でした。
というわけで、五郎が集めたものと同じ材料が揃いました。塩は飯岡の華王飯店に聖地巡礼した際に近くの道の駅で購入したサンライズソルト「まき火の塩」です。
あとついでに、カルシウム成分多めな東京の水道水で炊いたら米本来のおいしさが出ないと思い、雪國商店で販売されていた佐渡の海洋深層水も買ってみました。
まずは炊飯。
一目見ただけで米の粒がキラキラしているのが分かる。
とりあえず白飯として一口食べてみると…米の味が強い。これぞ米、って感じ。うまいなぁ…。
やっぱり米はできるだけ硬度の低い水で炊いたほうがおいしい。我が家では普段生協で新潟産コシヒカリを買うことが多いんですが、それを水道水で炊いたのとは明らかに違う。米そのものと同じくらい、水の質が重要だと思います。
そしてこのおいしく炊けたスーパーコシヒカリに、九十九里の塩と米沢牛のそぼろを使っておにぎりを握るわけです。
が、これをこのまま自宅で食べても面白くない。
ここからが改めて本当の「聖地巡礼」、我々取材班はおにぎりを持って一路浅草の奥地へと向かった。
…とその前に、せっかく浅草まで行くならと思い合羽橋道具街に寄り道。
この「飯田屋」さんは『劇映画 孤独のグルメ』で井之頭五郎が寸胴鍋を買った店。当初、五郎は自分でスープを作ってみるつもりだったんですよね。最終的にスープ作りを託すことになるラーメン店「さんせりて」が合羽橋近くにあることになっていたけど実際のモデル店舗は東銀座にある、というのはまた別の話。
そんなわけでついでの用事も済ませたから改めて本来の目的地を目指します。
日本最古の遊園地、花やしきです。
浅草には何度も来ているし花やしきの前まで来たことも一度や二度じゃないのに、実は中に入ったのは今回が初めて。まさかこういう形で人生における一人遊園地の実績を解除することになるとは(笑。
しかし花やしき、話には聞いていたけど想像以上に狭いところにいろんなアトラクションがギュウギュウに詰め込まれています。しかもお客さんも多くて大混雑。こんなところだったのか。
五郎がトイレと間違えたビックリハウス。いや間違えないでしょ(笑
ここもお子さんたちに大人気でした。ゴローのようにうっかり入って部屋がグルグル…を体験してみたい気持ちもあったけど、子どもたちの行列の前に自制。
そしてそのビックリハウスの真向かいにありました、イベントステージ。ここで五郎たちが大晦日の年越しおにぎりイベントを開催していたわけです。
劇中では夜だったこともあって屋内みたいな感じだったのが、実際は屋根こそあれ壁がない屋外ステージ。イベントのない時間帯は休憩所として使われているようで、ベンチは大部分埋まってました。
この舞台袖がイベント後に五郎たちがおにぎりを食べていた場所ですが、花やしき全体が現在アニメ『銀魂』とのコラボをやっているようで記念写真コーナーと化していました。ひっきりなしに銀魂ファンが写真を撮りに来るからさすがにここでは食べられず(汗
そうこうするうちにステージ正面のベンチが空いたのでそちらに移動しておにぎり実食。
これが米沢牛のそぼろにぎり。
すき焼きのタレで味つけされた米沢牛、期待を裏切らぬうまさ。肉自体がうまい上に、タレの甘辛が絶妙。
そして米がやっぱりうまい。こんなにそぼろ乗ってるのに、米の味が負けてない。
うまいなぁ~…これは集めに集めた甲斐があるおいしみ。
五郎と同じ材料を集めて、同じ場所で食べるおにぎり。これはもはや大晦日生放送のエキストラに時空を超えて参加したようなもの、と言って良いような気がする。
去年行った孤島ロケ地の巡礼に続く、いつもとは一味違う聖地巡礼。たまにはこういうのも楽しい。
2025大晦日スペシャルの聖地巡礼は残すところ佐渡のみとなりました。あそこはブリがおいしい季節に行くべきだと思うので、行くとしたらしばらく先かな。でもこのおいしい佐渡のコシヒカリをもう一度食べられる機会が今から楽しみです。
ごちそうさまでした。



















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