ソニー、トランスルーセントミラー採用のAマウント中級機「α77」 – デジカメWatch
ソニー、”24Mピクセル” “10コマ/秒”のエントリークラス「α65」 – デジカメWatch
ソニー、全域F2.8のデジタル専用標準ズーム「DT 16-50mm F2.8 SSM」 – デジカメWatch
我々は 4 年待ったのだ!!と言いたくなるくらい、首が伸びきってしまうほど待たされたαの中級機「α77」がようやく正式発表されました。α700 からなかなか買い換えられない中、EOS 7D と NEX-5 を買ってα700 の出番が激減してしまうくらい過去のモデルとなってしまっていましたが(撮れる写真には全然問題ないんですけどね)、それにしてもようやく。
電子先幕シャッター採用でフルタイムコンティニュアス AF 追随しながら秒間 12 コマ、レリーズタイムラグ 0.05ms というスペックはスゴイ。私はスポーツ/野鳥撮影を重視して EOS 7D を買いましたが、これならこの用途はα77 にして EOS はフルサイズにステップアップするのも良いんじゃないかと思わされます。
ファインダは EVF ですが、従来のα55/33 と違い、0.5inch XGA の有機 EL ファインダ。α55/33 の EVF は色味、追随性、精細感の全てであと一歩な印象がありましたが、解像度が 1.6 倍になった有機 EL ならこれらの要素は解決できそう。実物の見え具合がよければ、いよいよ「光学ファインダじゃないから」というエクスキューズがなくなるかもしれません。
また中級機にいよいよ搭載されたバリアングル液晶は、CP+ でのスケルトンを見たときにはどういう構造になっているのかよく分かりませんでしたが、製品写真を見るともう「変態」という褒め言葉しか出てこない(ぉ。これコストかかってるわ・・・。
最近下位機種では簡略化が激しい操作系については、先日α55 を一日試用させてもらったときにも正直不満ばかりが残りましたが、α77 ではほぼα700 の操作系を踏襲しているようで、これならダイレクトに撮りたいように撮れそうなので、安心です。逆に同時発表されたα65 のほうは、α77 の廉価版かと思ったら全般的にα55 の上位機種的な作りになっているようで、個人的には買うに値しないかな(EVF とイメージセンサはα77 と同等のようですが)。
もうこのカメラは文句なしに買うつもりでいますが、事前の噂では挑戦的な価格になるかもと言われていたのが、実際に出てみるとそれほどでもないような。いや、キヤノンやニコンの中級機ともガチで戦えるようなスペックを考えると妥当な価格だと思いますが、ポンと出せる値段でもないので、ちょっと悩み中。お金を貯めつつ、安くなるのを待つかなあ・・・悩ましい。
コメント