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南インド料理 三燈舎 再訪

「こうだこうだ、日本のカレーと全然違う」

三燈舎

『孤独のグルメ Season8』第 9 話に登場した南インドカレーのお店・三燈舎。先日巡礼したばかりではありますが、気に入ったのでまた来てみました。

前回は夜だったけど、今回は平日のランチタイム。開店と同時に入店したところ、見事に正面奥の席・ゴロー席をゲットしました。

三燈舎 SANTOSHAM

三燈舎

平日昼間はランチ専用メニュー中心の提供で、ドラマに登場したアラカルトは選べないようです。ドーサも種類は選べずプレーンのみになる模様。

ランチセットは三種類あり、値段が上がるにつれて含まれるカレーや穀物の種類が増えていきます。C セットは三種のカレーにラッサム・サンバルまでついて、実質サントーシャミールス相当。聖地巡礼としてランチタイムに来るならこの C セット一択でしょう。

三燈舎

しかし私が今回頼んだのは B セット。昼からミールスはさすがにお腹いっぱいになりすぎそうだな、と思って。B セットでもカレーは三種類、それにライスとドーサ or バトゥーラから選べます。前回食べたドーサがおいしかったので、今回もドーサを選択してみました。

ターリー皿を覆い尽くさんばかりの巨大なドーサ。カレーも半分隠れてしまうレベル。ちなみにランチのライスはバスマティライスではなく普通の白米になるんですね。

三燈舎

大皿の上に並ぶ緑、黄色、赤…カレーの信号機や。
ランチのカレーは日替わりのようです。

この緑色のは、ニルギリ地方のベジカレー。
ほうれん草をベースにいろんな野菜が入った、やさしい甘さ。辛さにやられたら、ここに逃げ込みたくなるような、ほっとする味。
個人的にはインドカレー屋に来るとついバターチキンとかマトンとかキーマといった肉系カレーを食べることが多くて野菜カレーって避けがちなんですが、このベジカレーはすごくおいしい。

三燈舎

黄色はケラレ地方のチキンカレー。インドカレーの中でもケララカレーは日本でも馴染みがあるほうですかね。

ココナッツ系で口当たりはマイルドに感じるけど、後からけっこう辛さが追いかけてくるスパイシーなカレー。
でも辛すぎず、コクと辛さのバランスがちょうどいい。

三燈舎

赤はビーフ・ビンダルー。あれ?インドって牛肉食べていいんだっけ?とちょっと思ったけど、まあいいか(ぉ

見た目通りガッツリ辛く、しかも酸味もあるパワフルなカレー。三種類の中ではコレが一番パンチが効いている。
でもビーフだから旨味も隠れているんだなあ。

おいしいけど、この辛さに時々ライスやドーサでは耐えられなくなって、そうなるとベジカレーで一息。
この三色カレー、もしかしてすごくイイ組み合わせなんじゃないの。

三燈舎

今回もおいしかったなあ。

食後はチャイ(別料金)でほっと一息。
注文すると、目の前でカップと受け皿を交互に、速水もこみち顔負けの高さから二、三度注いで泡立ててくれる、クリーミーなチャイ。
一般的にチャイから想像されるスパイスの香りは控えめの、やさしい甘さ。もしかしたら、カレーでスパイスに対する感覚が麻痺していただけかもしれない。
前回のラッシーにも驚いたけど、このチャイも気に入った。

南インドカレーの奥深さ、改めて思い知りました。
これはまた何度か通っていろんなメニューを試すしかないか。

ごちそうさまでした。

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