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2020 年の終わりに

2020 年の終わりに

[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

世界中が大変なことになった 2020 年ももう終わりますね。

9 年前の震災も人生観に大きな影響を与えましたが、あのときは発生から数週間は不安だったものの「時間さえ経てば世の中はある程度元に戻っていくに違いない」という確信があり、実際にそうなりました(一方今でも震災から真の復興に至っていない地域があることは承知しています)。が、今年の COVID-19 は全世界的に収束の兆候が見えていないことと、既に世の中として一部不可逆な変化が起きてしまい、仮に収束した後にもある部分では今の生き方をベースにしなくてはならないことが分かってしまっています。仮に COVID-19 がワクチン等の手段で一般的な感染症の一つとして扱われることになったとしても、今度同様の世界的なパンデミックが起こり得ることを全ての人が知ってしまった以上、それを念頭に置いた生き方をしていくしかありません。

とはいえ、こちとら 3 月からもう 10 ヶ月も半軟禁生活を送っているのに、感染が広がるたびに「さらなる警戒・自粛を」と呼びかけられるのにはウンザリしているのも事実。まあ私にできることと言えば今まで通りに最大限留意しつつ、感染防止・経済活動・自分と家族のメンタルヘルス維持の三つのバランスを取りながらアクセルコントロールしていくしかありません。そういう意味では来年も引き続き今の運転状況を続けるだけですが、いつになったらこのトンネルを抜けられることでしょうか。

こんな状況でも何とか無事に年を越し、新年を迎えられることに感謝したいと思います。どんなに辛い状況だろうと時は流れるし、明日は来る。使い古された表現だけど、今こそこの言葉が身に染みるときもありません。
とりあえず今夜は家族で恒例の紅白を観つつ(私は傍らにタブレットで孤独のグルメ 大晦日 SP もチェックしつつ)、厳かに 2021 年の始まりを待つこととします。

というわけで、本年もありがとうございました。
よいお年をお迎えください。

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