先日購入した Dell U2720QM、多機能でいろいろといじり甲斐があります。今回は目玉機能の一つでもある USB Type-C 機能を試してみました。
USB Type-C ポートが DisplayPort Alternate Mode(映像出力機能)と USB Power Delivery(充電機能)に対応している VAIO SX14 を接続したところ当たり前のように映ります。映像出力も AC 給電も USB-C ケーブル一本繋ぐだけで済んでしまうのは、分かっていても非常に便利。
この VAIO SX14 は家族共用なので私がこうやって外部ディスプレイに接続して使うことは多くないですが、必要なときにサッと繋げるとなると利用機会が増えそう。
そういえば最近めっきり使わなくなってしまった GPD Pocket も USB-C は DP Alt Mode/USB PD 両対応なんですよね。ディスプレイに繋ぎっぱなしにしてサブ PC として再生してみるのも面白いか。Bluetooth キーボードを繋げば本体キーボードの打ちにくさは解消されるし(本末転倒)。
難があるとすれば、DP Alt Mode 対応の USB-C ケーブルが太くて取り回しが悪いことと、VAIO SX14 では USB-C ポートがモロにマウス操作の邪魔になる位置に来ることでしょうか。本当は片側が L 字コネクタのケーブルまたは変換アダプタが欲しいところですが、Alt Mode にまで対応したケーブル/アダプタが見当たらないんですよね…。
VAIO SX14 と U2720QM の組み合わせだと 4K パネル×2 という広大な作業領域を得ることができ、非常に快適。これくらい高解像度になるともうドットの存在を意識することがなくなり、写真を編集するにしてもピクセル等倍とかどうでも良くなってきます(笑)。私は元来 PC では高解像度至上主義でしたが、このレベルまでくるともはや別世界ですね。
またこのディスプレイは 4K に加えて HDR にも対応しているので、Windows HD Color(Windows の HDR 表示)を利用することができます。まあ私は PC ゲームはほとんどやりませんが、せっかく対応したディスプレイを買ったなら近いうちに試してみよう。
USB PD に関しては、BBench を使って先日購入した Anker の PowerPort Atom III 45W Slim と比較してみました。
先日 PowerPort Atom III 45W Slim を計測したときには VAIO 純正の AC アダプタとほぼ等速だったので、USB PD といっても電力制御は PC 本体側の電源が司っているから PC が想定している以上の給電を与えても差が出ないのかな?と思っていたのですが、やはり容量が大きい電源の方が速くなるんですね。電源容量の差(PowerPort Atom III 45W はその名の通り 45W、U2720QM は倍の 90W)ほどの違いは出ていませんし、満充電までにかかる時間はほぼ同じですが、70% くらいまでのスピードは U2720QM のほうが上。例えばオフィスで使う際に、会議の合間に席に戻って小一時間作業してまた別の会議に…というときに急速充電してくれるのはすごく助かります。まあ私の場合は自宅用だしリモートワークだと席を立つことがほぼないけど(´д`)。
本当は仕事用 PC を USB-C で接続できると最も便利なんですが、今使っている仕事マシン(VAIO Pro PG)は USB-C が付いていません(´д`)。在宅勤務用の PC こそケーブル一本で繋いで、仕事が終わったらデスクの上からどかしたいのに…。まだ買ってから一年半も経っていないので買い換えは当分先だけど、早く買い換えたい。
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