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伊根の舟屋と天橋立

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

舞鶴とれとれセンターの聖地巡礼に行ったついでに、周辺の観光名所を巡ってきました。まあこれ自体がドラマのロケ地巡りを兼ねてもいるわけですが。

京都って旅行や出張で行くことはあってもせいぜい中心地までで、日本海側まで脚を伸ばそうということは滅多にありません。私自身が日本海側生まれだからだいたい想像がつく、というのもありますが、実際に行ってみたところ確かにここは日本海側。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

この写真は伊根の舟屋群。伊根湾に面した二百軒を超える住居は一階が漁船のガレージ、二階が居室という構造の漁師の住居。海側から見ると水の上に建物が浮いているように見える、不思議な光景が広がっています。一軒だけならまだしも、これだけ大量に建ち並んでいるのは壮観だしフォトジェニック。これは素晴らしい。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

非情に入り組んだリアス式海岸の内側にある場所だけに、海の向こうに島や陸地が幾重にも折り重なって見えるのが良い。当日は干からびそうになるほどの気候でしたが、夏らしい積乱雲の出方も含め写真的にはとても良い日でした。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

本当は舟屋街を散策してみたかったのですが、ものすごい混雑で付近にクルマを駐めることができず断念。展望台の上から眺望するに留まりました。これは望遠レンズを持って来るべきだったなあ…それでも、標準ズームレンズをこういうときに少しでも寄れる 24-105mm に買い換えておいたのは正解でした。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

舟屋群を後にし、若狭湾沿いを南下して宮津市の天橋立を目指します。この沿道は本当に海岸線ギリギリまで切り立っていていかにも日本海。個人的には、向こう側に山が見えるのもあって富山の氷見辺りの海岸線を連想します。自分にとっての原風景の一つだから懐かしい。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

天橋立。ここもビューポイントに上るリフト/モノレールが大行列になっていて暑い中かなり待ちましたが、その価値はある眺望。湾の真ん中をうねりながら続いていく陸地の神秘性と迫力に圧倒されますね。
写真的には取れる構図がほぼ限定されているから面白味に欠けるのが難点だけど、ド定番のこの写真を撮れただけで満足です。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

展望台にある「股のぞき台」で自分の股の間から覗き込むと、海と空が逆転して天橋立が天に舞い上がる龍のように見える…とのこと。↑の写真は正位置で撮って 180° 回転させてみたものですが、昇り龍に見える…か!?

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

天橋立は陸奥の松島・安芸の宮島と並ぶ日本三景の一つ。私は松島は家族旅行で二度、宮島は修学旅行で一度行ったことがあるからこれで日本三景制覇。まあ宮島はもう三十年も前のことだから改めてカメラを持って行ってみたいですけどね。

伊根も天橋立も、他ではなかなか見られない光景でわざわざ足を運んだ甲斐がありました。機会があればもう少し混まない季節に改めて来てみたいと思いました。

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