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Lycoris Revive

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

お彼岸、と言えば彼岸花、ということで彼岸花の名所に写真を撮りに行ってきました。

最初は巾着田も考えたのですが、なんか写真撮る人みんな巾着田に行ってるようで面白くなかったのと、なんだかんだ埼玉遠いし近場で、超混んでる有名どころよりも少し穴場を…と考えた挙げ句葛飾の水元公園へ。水元公園には「彼岸花の丘」と呼ばれる場所があってそこは彼岸花に埋め尽くされていました。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

初めて行った水元公園は想像以上に広くて驚いたのですが、彼岸花の丘はイメージしていたよりはスケールが小さい。撮り方次第では一面の彼岸花感が出なくて少し難しいところではあったけど、それでもいつもの公園で散発的に咲いている彼岸花よりは遙かに画になります。血のような赤の中に、美しさと儚さと不穏さが同居しているかのようです。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

切り取り方次第ではまさに赤いキャンバス。巾着田だと背景に人が入り込んでしまいそうだし誰の邪魔もされずに心おきなく撮れる水元公園で良かったのかもしれません。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

それにしても彼岸花って、秋口までは影も形もないのにお彼岸の一週間くらい前にいきなり地面から茎が伸びてきたと思ったら唐突に咲いて、あっという間に枯れていく不思議な花です。儚さの象徴とされる桜よりも儚いと言って良い。一風変わった花の形とか、赤色の濃さがその儚さに拍車をかけているように思います。そしてそういう儚さを愛でることができる日本人の気質もまた良いものだと思っています。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

秋分の日を過ぎたらあっという間に姿をくらましてしまう彼岸花。次に見ることができるのは一年後ですかね。来年は改めて巾着田に行ってみるのも良いかな、と改めて思いました。

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