[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]
なんかタイトルが東野圭吾作品のようになってしまいましたが偶然です。
品川駅に行ったら、高輪口の駅舎解体が進んでいました。2026 年と言われる駅前エリアの再開発のため駅周辺の建物が順次解体されていっています。私は以前この近辺で働いていたから見慣れた景色がなくなっていくのはちょっと寂しい。でも二十年ほど前に近代化された港南口とは対照的に高輪口は旧いビルが多かったですからね。今しか見られない品川駅高輪口の状態というのも貴重なものだと思い、つい写真に収めました。
[ Sony α7 IV | Sony FE 70-200mm F4 G OSS ]
興が乗ったからそのままカメラを持って高輪ゲートウェイ方面へ。こっち側は 2025 年竣工予定の高輪ゲートウェイシティの建築が進んでいて、夏空に何本も伸びるクレーンが印象的。ちょっと前までは渋谷の街がこんな状況でしたが、あっという間に重層のビル街が生まれていきました。この品川～田町界隈も気がついた頃には新しい街並みになっているのでしょう。
[ Sony α7 IV | Sony FE 70-200mm F4 G OSS ]
ビルのフロアができるたびにクレーンもどんどん上に伸びていく様子は、なんだか建物自体が自己増殖していくようで不思議な感覚。都市計画から資材調達、建設までを AI が自己制御して成長していく街…という SF めいたことを考えてしまいました。
[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]
歩いている途中、頭上を航空機が次々と横切っていったから思わずレンズを向けてしまいました。そういえば三年前に羽田空港の離着陸ルートが変更されてから、ちょうどこの品川～田町上空を通過するようになったんでしたね。建設現場と航空機、なんだか特定界隈の人に刺さりそうな被写体の組み合わせ（笑。
[ Sony α7 IV | Sony FE 70-200mm F4 G OSS ]
こういう写真、きっと 20～30 年後に新しい風景が当たり前になった頃に見ると貴重な記録と思えるんでしょうね。こんなことなら解体される前の品川駅高輪口の写真をもっと撮っておけば良かったかなあ。
[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]
高輪ゲートウェイ、というか泉岳寺って今まで用がなくてほとんど降りたことがなかったのですが、新駅に続く商業施設がオープンしたらもっと来るようになるんでしょうか。まあ渋谷も再開発で以前はあまり行かなかった東口や南口に出ることが増えたし、高輪ゲートウェイも新施設に企業が入ったり人気スポットができたりしたら縁が生まれるのかもしれません。今はまだ「あんまりよく知らないところ」ではあるけれど、今後その感覚が変わっていくのであればそれはそれで楽しみです。
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