お勧めされて行ってみた末広町のカレー店シリーズその3。
ブラウニー、カリガリと同じ並びにあるお店です。3店舗の中では最もオーソドックスなカレー屋という印象。本来は東陽町で長年営業しているカレー店の支店のようです。
壁一面にデカデカと貼り出された豚角煮カレーの圧が強い(笑。でも写真を見る限りではけっこうソソラれるものがあります。
店内はカウンター席中心で、一人ないし二人で利用しやすいお店だと感じます。電気街で買い物をする際にサクッとカレーで腹を満たしていくのに使い勝手が良い。自分がPCパーツ屋によく来ていた頃にあったら通っただろうなあ。
注文は各席に設置されたタブレットから行い、精算もセルフレジということで対人のコミュニケーションがほぼ発生しないのもある意味秋葉原らしい(笑。
軽く喉が渇いていたからラッシーを注文してみました。基本的に注文した品が運ばれてくるときだけ店員さんと接する機会があります。
大きめのタンブラーになみなみ注がれてきてちょっとびっくり。しかもドロドロ感が強くて、ラッシーというよりヨーグルトにストローを突っ込んで直接飲んでいるような感覚があり、意外とお腹に溜まる。
続いてカレー。お店のお勧めに従って豚角煮カレーをチーズトッピングで注文しました。こういうカレー屋だと一般的にはカツカレーが主力なところですが、ここはすぐ近くにいっぺこっぺがあるから敢えての差異化でしょうか。
写真でもインパクトがあった豚角煮、広告に偽りなしで実際にもそのまま出てくると圧倒されます。
カレーはかなりオーソドックスなタイプ。ブラウニーやカリガリの特徴的なカレーとは違いますが、日常的にはこういうカレーが食べたくもあります。
オーソドックスとはいってもルウをよく見るといろんな素材をじっくり煮込んで作ったことがよく分かる。最初はややマイルドでコクがあり、後からスパイスを感じる味わい。大手チェーン系のカレーとは一味違います。
ちなみにライスは普通盛りでも一般的なカレーの大盛り以上あります。人によってはライス少なめで注文したほうが良いほどのボリューム。
豚角煮。このサイズの角煮が二つも、さらに煮玉子まで載ってくる大迫力。
私はちょっとした先入観で角煮といってもカレー用に味付けを調整してあるのだろう(牛すじ煮込みカレーみたいなイメージ)と思っていたら、本当に醤油ベースの王道角煮でした。もちろん煮玉子も。
角煮はとてもよく煮込まれていて柔らかくおいしい。でも…カレーとは方向性の違う味で、個人的にはこれがカレーに載っかってくるのはちょっと解釈が違うかなあ。チーズを足さなかったらもう少し相性が良かったのかもしれませんが。カレーそのものも角煮そのものも好きな味で、カレーはカレーとして食べつつ別途角煮丼を食べたいと思ってしまいました。
食べ終わったらセルフレジに伝票を読み込ませて電子マネーで支払い。徹底したセルフオペレーションです。
周辺の特徴的なカレーに加えてこういう普通寄りのカレーの選択肢もある、というのがこの界隈の強いところです。秋葉原周辺にはさらにはアルバ、先日出店してきたボンディ、ちょっと離れてアロマズオブインディアもあるし、もしこの近くに居住 or 勤務していたら一週間毎日違う店でカレー生活できる勢い(笑。
ここは他の揚げ物系カレーも試してみたいからまた食べに来ようと思います。
ごちそうさまでした。










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