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Sony WF-1000XM4 BM 購入

待つこと一ヶ月、ようやく届きました。

ソニー / WF-1000XM4 (ブラック)icon

WF-1000XM4

ソニーのトゥルーワイヤレスヘッドホンの新型 WF-1000XM4 です。

発表当初はスペックを見れば良いものであることは分かるけど、そもそも平日にほとんど外出してない今イヤホンを買い換えるのはちょっともったいないと二の足を踏んでいました。が、先行展示で出音を聞いたら M3 とは全然違って、これはもう買うしかないと。ちょっとモタモタして 6 月末に発注したら一ヶ月待ちになってしまい、やっと手に入りました。

基本的なインプレッションは先行展示の際に書いた通りですが、装着感や側面タッチパネルの操作性などハードウェア的にも使いやすさが大きく向上しています。特にタッチパネルに関しては物理的にタッチ領域が広がって触りやすくなったことに加えて、操作に対する音のフィードバック(音楽の邪魔にならない程度のボリュームで「プッ」というレスポンスが聞こえる)があるのがすごく使いやすい。

WF-1000XM4

ウレタンフォーム系になったイヤーピースのおかげで遮音性が大幅に向上しています。電車に乗ってみたところ、M3 比でノイズキャンセリング性能が大きく改善していることに気づきます。ウレタンフォームは装着時に一度潰すひと手間がありますが、遮音性だけでなく装着安定性も高まるので、これは歓迎。ただし他社製のウレタンフォーム系イヤーピース同様に寿命はあまり長くないようなので、今後シリコン系も含めていくつか試してみようと思っています。

WF-1000XM4

M3 から嘘みたいに小型化された充電ケース。M3 が大きすぎたわけですが、これくらいのサイズ感ならばケースはカバンじゃなくてポケットに入れておけます。

ケースの表面は M3 よりは傷に強そうなマット塗装になっていて、これならカバーをつけずに裸運用しても大丈夫そうですかね。

WF-1000XM4

イヤホンはケースにマグネットで吸着するようになっていて収納するときには手軽で良いのですが、M3 よりもマグネットが強くなった(ような気がする)のと、イヤホンのコロンとした形状のせいでちょっと取り出しにくいのが難点。
外音取り込み用マイク(ゴールドの円筒形のパーツ)と排気孔のあたりを挟むようにつまむのが取り出しのコツっぽいです。

WF-1000XM4

音質は店頭展示機のサンプル音源でも WF-1000XM3 より明らかに向上していることが分かるレベルでしたが、改めて自分のライブラリで聴いてみるとより顕著に感じますね。
まず音の響きが良い。LDAC で接続すると特に弦楽器や管楽器の残響が聞こえて基本性能が上がっていることが実感できます。また M3 は耳のそばで鳴っている感覚だったのが M4 は頭の周囲に音場ができる感覚があり、音がちゃんと定位して聞こえる。M3 で感じていた「まあ TWS なら音はこの程度で妥協するしかないか」感がなく、十分満足できる音質に達しています。

WI-1000XM2 との比較では、静かな場所でちゃんと聞き比べると解像感は WI-1000XM2 のほうが確実に上。でもこれは優劣というよりキャラクターの差で、WI-1000XM2 がフラットかつ解像度重視方向だとすると WF-1000XM4 はメリハリ重視。かといってドンシャリというほどではなく、節度ある範囲内で明瞭に聞かせてくれる感じ。フォーム系イヤーピースの密閉性もあって低音のパワーが高く、ロックやポップスを聴くなら WI-1000XM2 よりも WF-1000XM4 のほうが楽しいほど。

外観デザインだけは WF-1000XM3 のほうが好きでしたが、それ以外は全方位にわたって進化していて、非常に完成度の高い TWS イヤホンだと思います。これならもう当分買い替えの必要はなさそう。問題はまだ当分外出しない生活が続きそうなことですが、この音を楽しむためにあえて散歩しに行ったりしたくなりますね。

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コメント

  1. […] Bさんは横方向につまむのを推奨しておられましたが、私は縦方向につまんでも良いなと思いました。 […]

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