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Sony BDZ-ET1000

BD レコーダの調子が悪いと去年くらいから感じていながらダマシダマシ使っていたんですが、この年末に観念して買い換えました。

ソニー / BDZ-ET1000

BDZ-ET1000

トリプルチューナ/1TB HDD のモデルです。DTCP-IP を使った家庭内配信に対応していること(配信時にチューナ兼エンコーダを 1 系統占有する)から 3 チューナあったほうが便利そうなことと、HDD は今までの BDZ-X95 の 500GB でも何とかやりくりできていたこと、さらに現行機種では USB で増設可能なことを考えれば内蔵 1TB でも問題ないだろう、ということでこのモデルを選択。
今まで使っていたのが事実上のフラッグシップ機で、映像音声回路にコストを奢ったモデルだったのでグレードダウンしたことになりますが、そこは割り切りで。前回は初めての BD レコーダということで AV 的にこだわってみましたが、HDD という比較的単寿命なデバイスを内蔵してせいぜい 4~5 年で買い換えるものに 20~30 万もコストかけてられないよな、と。特に子どもが小さいうちは日々酷使しがちなので、レコーダはもう消耗品と考えることにしました。それでもこのスペックで Amazon 価格 ¥70,000 を切っているわけですから、恐ろしい時代です。

BDZ-ET1000

トップパネルに分厚いヘアラインアルミ材が奢られていた BDZ-X95 からすると、この BDZ-ET1000 はアルミが使われているのは前面のエッジの部分のみ、あとは天板さえプラスチックだったりするので、質感や筐体の剛性は望むべくもありません。まあしょうがないか。


BDZ-ET1000

背面の端子を見て改めて驚き。まあ分かってて買ったわけですが、それでも出力が HDMI×1、光デジタル×1 で入力はアナログ 1 系統のみ、というのはまたすごい割り切りです。アナログサンセットで段階的に BD 機器のアナログ出力が制限されているからもう端子を搭載する意味もないわけですが。
ただ HDMI 出力が 1 系統しかないのは地味に不便かも。今後 HDMI 対応の AV アンプやらプロジェクタやらを買ったとしても追加接続できなくなるわけで。そういう向きには最上位モデルの BDZ-EX3000 を、と言われてもねえ(´д`)、という感じなので、そういう機器と繋ぎたくなったら別途再生専用機を買った方が安上がりでしょうね。

BDZ-ET1000

UI は少しずつデザインを変えながらも相変わらずの XMB(クロスメディアバー)。まあ慣れてるからいいんですが、そろそろこの単純な階層構造が多コンテンツ時代に合わなくなってきてるのを感じます。そういう意味では XMB を最初に始めた SCE が torne だったり Vita OS といった非 XMB の UI を模索しているのは、時代の流れなんでしょうね。タブレットのようなハンドヘルドデバイスをこういう UI のコントローラ代わりに使うというアプローチも、考え方としては理解できても、実用性(主に速度的な意味で)がまだ追いついていない気がするし。このへんは変えるにしても変えないにしても難しいところです。

BDZ-ET1000

今回初めて気づいたのは(この世代の機種からではないかもしれませんが)番組表の UI が刷新されてフォントが高精細になっていたこと。他社製品ではもう少し前から番組表がこういう高精細なデザインになっていたのは知っていましたが、ソニーの BD レコもようやくですか。視認性、一覧性ともに向上していて、こういうのは大歓迎です。いっぽうで、他の画面の UI がちょっと古めかしい解像度のフォントなのが却って気になってきました。操作へのレスポンスを確保するためにあえて解像度を落としていたりするんですかね…?いずれにしても、UI 周りの作り込みがちょっと中途半端な印象。

とはいえ、今までの機種で悩まされていたチューナの系統による録画制限は撤廃されたし、全体的なレスポンスも向上してかなり使いやすくなりましたね。特に BDZ-X95 に比べて起動や BD メディアの読み込みが大幅に高速化されているので、使用上のストレスがかなり減っています。ここ数年でハードウェア的にはかなりコストダウンが進んだ印象ですが、ソフトウェア面(だけではないと思うけど)でのブラッシュアップで BD レコーダとしての使いやすさが高まっていますね。
この買い換えでできることが新しく増えたわけではないので(タブレットでのワイヤレス視聴とかは増えたか)、それほど高揚感のある散財ではありませんでしたが(笑、地味に満足度の高い買い物でした。

ソニー / BDZ-ET1000

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