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東京の青い空

[ Sony α7C | Sony FE 24mm F2.8 G ]

今日は先月の東京オリンピック開会式から一ヶ月ぶりに東京の空をブルーインパルスが飛行しました。
今回は明後日の 2020 東京パラリンピック開会式の予行演習で、私はさすがに平日の昼間に飛行区域に出て行くのが難しそうなので今日撮影。場所はどこにしようか迷った挙げ句、東京らしいビル群と絡めて撮りたいと考えて渋谷ハチ公前に陣取りました。同じように考えている人は多いんじゃないかと思ったら、報道陣は多少いたものの趣味でカメラを構えている人は先日の東京タワー下と比較してかなり少なめ。渋谷だとみんな SHIBUYA SKY とかに行っちゃうんですかね。

事前情報でどの方角からやってくるかはだいたい判っているけど、じゃあ具体的にどのあたりを飛んでいくかは不明。いつ来るか…と待ち構えていたら唐突にビルの陰からブルーインパルスが出現!あっという間の出来事で、ろくに構図を考える余裕もなくシャッターを切るしかありませんでした。
この 3 隊に分かれた弧を描くような飛行はパラリンピックシンボルの「3 つのアギト」を模したものなんですかね。

[ Sony α7C | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

ブルーインパルスは渋谷上空を二回通過する予定だったので、レンズを換えて改めて待ち構えていました。単焦点だとビル群と絡めるのが難しかったので広角ズームに。次は南から北に向かって飛ぶから頭上を飛んでいくことを期待していたところ、さっきとあまり変わらない方角から Q FRONT の向こう側を飛んでいくじゃないですか。渋谷スクランブル交差点のサイネージ群と絡めた画を撮りたかったのにあえなく失敗。これで明後日も撮りに来れるならロケハンとしては意味があったところですが…。

前回の東京タワーは周囲が静かでブルーインパルスの機体が見える前にジェットエンジン音が聞こえてきたから構えようもあったのですが、この渋谷駅前はサイネージ、電車、クルマ、人の話し声といった騒音がビルの谷間に響いていて、ブルーインパルスが出てくるまでエンジン音がほぼ聞こえないのが余計に難しかったです。いずれにしても想定していた構図で撮ることは角度的に難しかったとは思いますが。

[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]

ここでカメラを持ち替えて望遠に。北東の空に去って行くブルーインパルスを捉えることができました。
慌てていてそれほどテレ側にズームインせずに撮ってしまいました。せっかく望遠なんだからもっと思い切って寄れば良かったけど、もう全然そんな余裕もなく。

右側の建物は旧 109-2 ですが、知らない間にビル名のサインが外されて今は「MAGNET by SHIBUYA 109」に改名していたんですね…。109 本館も二年前にロゴが掛け替えられましたが、あのいかにも ’80 年代っぽい斜体のロゴ好きだったんだけどなあ。

[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]

別カットをトリミングで。
よく見ると、先日のオリンピック開会式ではグレー塗装の T-4 が先導していたのが、今回は全て青白ストライプのブルーインパルス隊の機体なんですね。前回は 5 機がオリンピックを象徴する 5 色のスモークを発していたのが、今回は 2 機×3 でパラリンピックのスリーアギトスを描くために揃えたということですかね。

ともあれ、一週間のうち六日は家にしかいない生活がもう一年半続いているので、こうやって外に出て青空を見上げる機会というのはすごく貴重。しかも「他のたくさんの人たちと一緒に見上げる」のってなんか良いですよね。前回の東京タワーも今回の渋谷もそれほど過密な状況ではなかったし、こうして前向きな気持ちになれるなら COVID-19 が落ち着くまでは定期的にこういうイベントがあってほしいとさえ思っています。様々なイベントが中止を余儀なくされているからこそ、こういう機会がありがたい。

明後日の本番は実際に見ることはかないませんが、SNS 等でいろんな方々が流してくれる写真を見られるのを楽しみにしています。

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