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Nothing seek, nothing find

すみだ水族館

二年ぶりに東京スカイツリーのすみだ水族館に行ってきました。

6 月に初めて美ら海水族館に行って以来、今年中にもう一度どこかの水族館に行きたい…と思っていたところにすみだ水族館で『リコリス・リコイル』とのコラボをやるということで、今行くならここしかないわけです。

テレビアニメ「リコリス・リコイル」とのコラボレーションに関するお知らせ | 東京スカイツリータウン®にある「すみだ水族館」【公式】
東京スカイツリータウン®にあるすみだ水族館のニュース詳細。水のいきものたちと親しむバラエティ豊富なプログラムやイベントが盛りだくさん。東京の下町の観光や子連れのお出かけにも最適。近距離の展示空間では、ペンギンたちの行動や表情を間近にお楽しみいただけます。「とうきょうスカイツリー」駅からすぐ。

久々のすみだ水族館は前回行ったときよりもかなり混んでいました。コラボ目当てのお客さんもそれなりに見受けられましたが、前回来た時にはほとんどいなかった外国人観光客がとにかく多い。そういえば二年前はまだインバウンドが制限されている時期でしたね。

※今回の写真は全て α7 IV+FE24-105/F4G にて撮影。

すみだ水族館

すみだ水族館の見どころはいろいろあれど、個人的にはクラゲ・チンアナゴ・ペンギン島・小笠原大水槽 の四つだと思っています。まあクラゲの展示はどんな水族館でもあるから珍しくないのですが、大規模な水槽に大量のクラゲがふよふよ浮かんでいる様子は他では見られません。何も考えずにぼーっとクラゲの揺らめきを眺めているだけで無限に時間が流れていきます。

すみだ水族館

タイミング的にはもうすぐ 11 月 11 日、つまり「チンアナゴの日」ということでチンアナゴ関連の展示が盛り上がっていました。江戸文字フォントの幟が掲げられているのがいかにも墨田区っぽい。
一口にチンアナゴといっても厳密には「チンアナゴ」「ニシキアナゴ」「ホワイトスポッテッドガーデンイール」の三種が展示されている、ということですね。勉強になるなあ。

すみだ水族館

館内にはチンアナゴを祀った櫓まで(笑。初めて知ったのですが今年は 11 月 11 日がチンアナゴの日として認定されてからちょうど「11」年ということで、特にチンアナゴを前面に打ち出しているようです。

すみだ水族館

この白地に黒い斑点をもつのが最もオーソドックスなチンアナゴ。ただ水中でゆらゆら揺れていると思ったら、ときにはニュッと伸びたり縮んだり。生態系はよく分かっていない部分が多いという話ですが、こうやって砂から顔を出してプランクトンが漂ってくるのを待っているんでしょうかね。

すみだ水族館

やたら威勢良くケンカしていたのがニシキアナゴ。「なんだとてめぇどこ中だコラァ」という煽り文句が聞こえてきそうですが、チンアナゴ類は群れで生活するわりにこうやって縄張り争いのケンカをすることが珍しくないようです。

すみだ水族館

ワークショップコーナーはチンアナゴの塗り絵が盛況。
全館を上げてチンアナゴ推しでした。

すみだ水族館

ちょっと移動してこちらはペンギン島。ここも癒やしポイントのひとつ。
水槽の透明度が高く人間の目の高さにある泳いでるペンギンの流し撮りもできちゃいます。

すみだ水族館

果たしてここは人間がペンギンを観察する場所なのか、それともペンギンが人間を観察するための場所なのか。
ペンギンに見下ろされながらこちらはペンギンの白いお腹を眺めていると、どっちが主なのか分からなくなってきます。

すみだ水族館

これは食べ物を渡している…わけではなさそうなので、純粋な求愛行動ですかね。
ペンギンも人間みたいなことするんだなあ。

すみだ水族館

今年もありました、すみだペンギン相関図。飼育員さんまで含めた複雑なペンギン関係が詳細に記録されていて、下手なメロドラマよりもドロドロ(笑。
このパネルの前だけで最低でも 10 分は溶けていきますね…。

すみだ水族館

そして小笠原大水槽。ここは何度見ても見応えがある。水底からキラキラと立ち上っていく泡と、その前を悠然と横切ってく魚たちは永遠に見ていられそう。中でもサメやマダラエイが通ると大人でもテンション上がります。

すみだ水族館

水槽内を掃除?給餌?するスタッフとそれに近づくサメ(!)。ちょっとした B 級サメ映画のワンシーンを想像してしまう場面ですが、特に事件は起こりませんでした。

ちなみにこのサメ、種類としては「シロワニ」というらしいですね。サメなのにワニ?と思うけど、日本の古語では「ワニ」はサメのことを指します。

すみだ水族館

ペンギン島の向かいにあるペンギンカフェでは『リコリス・リコイル』とのコラボメニューが販売中。千束とたきなイメージのドリンクは分かるけど、喫茶リコリコ大人組の「酒のさかな~セット」は名前に笑う(笑。カルーアのカフェラテ割りにつまみとしてクルミ菓子がついてきます。

すみだ水族館

こちらはコラボメニューではなくペンギンカフェ名物のチンアナゴパン。せっかくだから食べてみようかと思ったのですが実物が想像以上に大きくて日和りました(笑

すみだ水族館

ということで千束ソーダ(ピンクレモネード味)とチンアナゴチュリトスで小休憩。ドリンクにはコースターがついてきましたが劇中と絵柄が違いすぎてやや微妙…。ま、こういうのは雰囲気なので。

コラボといいつつ水族館本体で展開されていたのはこのカフェメニュー程度でした。でもヘタに館内にキャラクターパネルを多数立てられるよりも本来のすみだ水族館を楽しむことで作中の世界に入り込んだような感覚が得られる方が正しいと思います。

すみだ水族館

一方で水族館に入館しなくても入れる物販コーナーにはコラボグッズ売場が仕立てられていました。コラボのキービジュアルをあしらったグッズ多数。私はあまりこういうコラボグッズには手を出さないクチなのですが、劇中に登場したたきなの「あそびのしおり」風メモ帳がグッズ化されていたのには感心してしまいました。

すみだ水族館

やっぱりこの水族館は癒やされますね。ちょっと遠いから頻繁には行けないけど、年パス買って一年に三回くらいは行っても良いかもしれません。

それはそうとリコリコ二期の続報はまだですかね…。

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