冬休みの間に自作 PC の内蔵 HDD が一本クラッシュしました。
壊れたのは WD Red の 4TB モデル。そこそこ長く使った HDD でしたが改めて確認したら十年近く使ってたという…そりゃあいくら NAS 用グレードといっても壊れておかしくない使用期間です。基本的に同じディスクを二本入れて冗長化(同じデータを両方に保存)する使い方をしていたのですが、面倒くさくて片方にしか入れてなかったデータもあったのが自分のミスながらちょっと悔しい。
ということで自作機をプチリニューアルしたタイミングと前後して一本買い換えました。
Western Digital / WD Blue デスクトップハードディスクドライブ 8TB WD80EAAZ
Western Digital のデスクトップ用スタンダードモデル、WD Blue の 8TB 品です。下手に高い NAS 用 HDD を買うくらいなら普通の HDD を 4~5 年で買い換えた方が良いかと思い。HDD 一台で 8TB というと途方もない容量に思えますが、今や最大 32TB のものもあるし NVMe SSD ですら 4TB モデルが普通に存在する(高いけど)状況だから、8TB だって決して大容量ではありません。でもこれ一本クラッシュしたらどれくらいのデータが吹っ飛ぶか…と思うと怖い。
3.5inch HDD って昔から見た目がほとんど変わってないのもよく考えたらすごいことです。ガワがほとんど同じなのに私が初めて買った PC に入ってた HDD(1.6GB)の 5,000 倍の容量があるわけですからね…。
ちなみにこのモデルは製造を HGST が担当しているらしく、信頼性については期待できそうです。
さておき、早速 PC に組み込んで軽くベンチを取ってみました。
リード約 250MB/s、ライト約 230MB/s という性能。こないだ買い換えた SSD で 5,200MB/s というアクセス速度を見たところだから大したことないように見えますが、これまで使っていた WD Red 4TB がリード 100MB/s、ライト 150MB/s 程度だったから確実に速くなっています。単純にディスク容量が二倍(=記録密度が二倍)になっているからアクセススピードも倍近くなっている、と考えると分かりやすい。
私はこのディスクは起動ディスクではなくデータディスクとして使う予定で、主に写真や動画データの保存用にするつもりだからこれくらいのアクセス速度でとりあえず大丈夫です。
今回は緊急避難用に一本だけ買ったけど、もう一本の WD Red もいつ壊れてもおかしくないし、冗長運用するなら同容量のディスクが二本あった方が扱いやすいので近いうちにもう一本買って入れ替える予定。
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